シニアが主役の食事事業「ジーバーFOOD」が札幌にオープン
株式会社ジーバー(宮城県仙台市)が進めている「ジーバーFOOD」事業が、このたび全国初のパートナーシップ店舗「daria by ジーバーFOOD」を北海道札幌市にオープンしました。この新しい食堂は、地域のシニアがその知恵と愛情を込めて作る料理を提供する、地域密着の新たな形の店舗です。
シニアが作る心温まる食事体験
「daria by ジーバーFOOD」は、北海道札幌市北区八軒に設立され、地域企業であるリノベ札幌株式会社が主体となり、ジーバーが運営のサポートを行っています。この取り組みにより、地域のシニア世代が愛情を込めて作ったおむすびや、野菜たっぷりの豚汁を提供し、訪れるお客様に心温まる食事体験を提供しています。
食堂の名称に込められた思い
「daria」という店名は、かつてその場所に住んでいたご婦人がダリアの花を愛したことに由来しています。彼女は生前、「この家をお年寄りが集まる場所にしてほしい」という願いを残していました。新しい食堂は、その想いを受け継ぎ、シニアたちが活躍できる場として生まれ変わったのです。これはただの食堂ではなく、地域の記憶や願いを受け継ぐ、心温まる空間となっています。
地域企業とのパートナーシップモデル
「daria by ジーバーFOOD」は、地域企業とジーバーのコラボレーションによって生まれた店舗です。リノベ札幌の地域に根ざした知識やネットワークと、ジーバーが培ってきた「シニアが輝く食堂」の実績ある運営方法を融合させ、持続可能な店舗展開を実現しています。これにより、今後も各地においてシニアが主役となる食堂が増えることが期待されます。
料理メニューの紹介
「daria by ジーバーFOOD」では、北海道産の厳選食材を使用した定食を提供しています。メニューには、おむすび2個と豚汁、漬物のセットが940円(税込)から味わえます。また、単品のおむすびや豚汁、車麩の唐揚げも提供されており、価格も手ごろです。地域のシニアたちが作った温かい料理は、心も体も満たしてくれることでしょう。
シニアが活躍する新しい社会の形
ジーバーは、「ジーバーFOOD」事業を通じて、シニア世代が持つ知恵や経験を生かし、地域コミュニティに貢献することを目指しています。すでに宮城県内では211名のシニアが参加しており、これからも全国各地にこのモデルを展開していく予定です。このような取り組みが進むことで、高齢社会における新しい居場所作りへとつながっていくと期待されています。
オープン情報と詳細
「daria by ジーバーFOOD」は、2025年9月4日(木)にオープンし、営業時間は11:00〜15:00まで。毎週水曜と日曜は定休日、18席のこぢんまりとした店舗です。Instagramも運営しており、最新情報は
@daria_gbfoodからチェックできます。
おわりに
シニアが主役の「daria by ジーバーFOOD」は、地域の温かなコミュニティと独自の文化を育む、新しい形の食堂です。今後の活躍に期待が寄せられています。