株式会社みやちゅうが「富県宮城グランプリ」でDX部門賞を受賞

宮城県の企業、株式会社みやちゅうが第13回「富県宮城グランプリ」のDX部門で栄えある受賞を果たしました。表彰式は1月29日、宮城県庁で行われ、県知事の村井嘉浩氏から褒状が手渡されました。この受賞は、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）への取り組みが評価されたものです。

「富県宮城グランプリ」とは？

「富県宮城グランプリ」は、宮城県の経済及び産業の発展に寄与する企業や個人を評価し、表彰する制度です。平成20年度に設立されたこのグランプリは、県内の産業を活性化させるとともに、地域への関心を高めることを目的としています。各界からの推薦を受けて、宮城県知事が受賞者を決定します。

DX部門の受賞内容

株式会社みやちゅうは、原料入荷から出荷までの全てのプロセスを管理するアプリを自社開発し、業務効率の向上を実現しました。このアプリはノーコードツールを活用しており、これにより残業時間の大幅な削減にも成功しています。さらに、DX推進に伴って社員のベースアップも実施し、収入増に貢献しています。企業の収益性や生産性向上を追求する中小企業の模範となることが期待される受賞です。

菊池代表取締役のコメント

受賞を受けて、株式会社みやちゅうの代表取締役・菊池圭吾氏は「受賞について非常に嬉しく思っています。この結果は社員の努力の賜物です。DXはまだ道のりの途中ですが、労働時間の短縮や業務効率化は確実に進んでいます」と述べました。さらに「今後も地域に貢献できる企業として成長していきたい」と力強く宣言しました。