河合塾グループに「zero to one」が参加
2026年6月30日、河合塾グループの株式会社KEIアドバンスが宮城県仙台市に本社を構える株式会社zero to oneと資本業務提携を結び、zero to oneが河合塾グループに加わることが発表されました。これにより、双方の知見とリソースを組み合わせ、AIやデジタルを活用した新しい教育サービスの創出が期待されています。
1. 資本業務提携の背景
zero to oneは2016年の設立以来、「社会とともにイキイキと生き続ける力を引き出す」という理念のもと、AIやデジタル分野に特化した教育プログラムを提供しています。家庭、地域、ビジネスなど、幅広い分野での教育ニーズを満たすべく、多様なオンラインプログラムを展開しています。
一方、KEIアドバンスは全国の大学に向けた学生募集や広報、進学相談など、教育機関をサポートする幅広いソリューションを提供しており、2025年には「KEI大学経営総研」を設立する予定です。今回の提携は、この両社の特性を融合させ、AI教育のさらなる発展を目指すものです。
2. 取り組みの方向性
新たな提携により、下記のような取り組みが進められます。
AI・デジタル教育の拡大
多様な世代に向けて、中高生からシニア層までを対象とした教育プログラムを全面展開。AIを活用した個別化学習を通じて各学習者のニーズに応えることが目指されています。
新教育コンテンツの開発
大学研究者や専門家、そのほか企業との連携を強化し、幅広い領域での教育コンテンツ開発を進めていきます。具体的には、入学前教育や人材育成、起業家支援など、先進的な教育プログラムの実施が期待されています。
オンライン試験の強化
zero to oneのノウハウを駆使し、オンライン試験プラットフォームの強化を図ります。これにより、河合塾グループの模試や試験の運営専門性に基づいた新たなオンライン試験方式の開発が進む見込みです。
地域人材育成
地方での人材育成やAIのデジタル活用支援を拡充。仙台市など地域との連携を強化し、その成果を他地域に波及させることを目指すという取り組みが進められます。
グローバル展開
両社および研究機関と連携し、学びの個別最適化や成果可視化を図り、国際的な教育事業の創出も視野に入れています。
3. 代表者のコメント
KEIアドバンスの代表取締役社長である鈴木研史氏は、「zero to oneが河合塾グループに加わることで、双方の知見が融合し、高等教育を支える新たな学びの機会を提供していきたい」と語ります。
また、zero to oneのCEOである竹川隆司氏は、「AIとデジタル教育のスピード感を生かし、多くの人々に新しい学びを提供できることを心強く感じている」と強調しました。
この提携により、河合塾グループとzero to oneは共に手を携え、AI時代にふさわしい教育の未来を築くことでしょう。仙台・東北地域から、多くの学びの可能性が広がることが期待されています。