NanoFrontier、J-StarX採択
2026-02-02 09:46:48

NanoFrontier、海外進出への第一歩を踏み出す!J-StarXプログラム採択

NanoFrontier、J-StarXプログラムの採択を発表



NanoFrontier株式会社(仙台市)が、日本貿易振興機構(JETRO)主導の海外起業家育成プログラム J-StarX「Local to Global Success」に見事採択されました。本プログラムは、日本のスタートアップが海外市場で成功するための支援を目的としており、特にグローバルな事業戦略や規制への適応を後押しします。

企業の背景と技術



2025年4月に東北大学からのスピンアウトとして設立されたNanoFrontierは、30年以上にわたる大学の有機ナノ粒子技術の研究を基に、実用化に向けた産業応用技術を開発してきました。その中でも特に注力しているのがPFAS(有機フッ素化合物)検出技術です。NanoFrontierの開発した試薬は、水に一滴垂らすだけでPFASの存在を色変化として瞬時に可視化し、大型の装置や専門知識を不要とするため多くの企業から注目を浴びています。

米国ではPFASに関する規制が強化されており、水質モニタリングのニーズが急増しています。NanoFrontierは米国市場を最重要ターゲットとして位置付け、このプログラムへの参加を決めました。

今後の展開と戦略



NanoFrontierは今後、以下の領域に注力していく意向です:

1. 実証実験 - 米国におけるPoC(Proof of Concept)を通じて実績を積む。
2. 顧客検証 - 地元自治体や水処理事業者、環境コンサルタントとの連携を深め、実際のニーズを把握する。
3. 販売パートナーシップの構築 - 地元の販売および流通ネットワークを形成し、スムーズな市場進出を促進する。
4. 規制・認証の適合 - EPA基準など、米国の規制に適合する製品を提供するための準備を整える。

これらの施策によって、NanoFrontierは早期の商用化を実現し、北米市場での存在感を強めていく計画です。

中長期的なビジョン



米国市場を中心に展開するだけでなく、アジア市場、特に台湾への進出も視野に入れています。さらに、PFAS検出に留まらず、環境計測材料やエネルギー材料、液浸冷却用途など、様々な分野での技術応用を促進します。持続可能な事業基盤を築くため、国際的な共同研究や技術ライセンス契約を積極的に行い、グローバルな事業展開を図ります。

CEOのコメント



「今回の採択は、私たちの技術を世界市場へと本格的に展開するための重要なステップです。PFAS検出技術を武器に、環境問題の解決に寄与するソリューションを確立し、世界の水質改善に貢献します。」と、代表取締役の井上誠也氏は語っています。これまでの大学の研究をベースに、NanoFrontierはグローバルなディープテック企業へと成長を続けます。

J-StarXプログラムの概要



J-StarXは、日本のスタートアップが国際的な成長を遂げるための支援プログラムで、海外パートナーとのネットワーク構築や規制の理解を助けることを目的としています。NanoFrontierが参加することで、グローバルな成功へと一歩近づくことが期待されています。

企業情報



  • - 会社名: NanoFrontier株式会社
  • - 代表者: 井上誠也
  • - 所在地: 宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学産学連携先端材料研究開発センター 215号室
  • - 設立日時: 2025年4月7日
  • - 事業内容: 有機ナノ粒子技術を用いた試薬品の研究開発や製造、技術コンサルティングなど。
  • - 公式サイト: NanoFrontier


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