NanoFrontierの挑戦
2026-02-06 11:44:22

宮城のNanoFrontier、インドのBIO ASIA 2026でスタートアップ派遣事業に採択

宮城のNanoFrontier、インドのBIO ASIA 2026に選出



宮城県仙台市に本社を置くNanoFrontier株式会社は、日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催する「BIO ASIA 2026」スタートアップ派遣事業に採択されました。このイベントは、インド・ハイデラバードで開催されるバイオテクノロジー分野の国際カンファレンスであり、アジア最大級の規模を誇ります。

NanonFrontierは、PFAS(有機フッ素化合物)を迅速に検出する簡易試薬及び産業向け冷却液材料のインド市場進出を図り、さらには現地製造の拠点確保にも取り組む意向です。これにより、アジア市場への本格的な展開を加速させる方針です。

採択の背景



def最も重要な技術的基盤は、東北大学で30年以上にわたって研究されてきた有機ナノ粒子化技術です。この技術を使い、NanoFrontierは以下の3つの分野での研究開発を行っています:
  • - PFAS検出用の試薬
  • - 水質・化学センサー材料
  • - 高耐久性、高熱放散性の産業向け冷却液材料

インドは、製薬やバイオ、化学産業の中心地として急成長しており、水質規制の強化や環境モニタリングに関するニーズが増大しています。それに伴い、コストが低く、簡単かつ迅速に検査できる技術に対する需要が高まっています。このような市場のニーズに応える技術を持つNanoFrontierの事業戦略が評価され、採択に至ったのです。

今後の取り組み



この採択を契機に、NanoFrontierはインド市場において様々な活動を予定しています。最初のステップとして、同社は現地の企業や研究機関、水処理事業者、製薬関連企業と協力し、実証導入(PoC)を進める計画です。これにより、製品を実際の現場で使用することを目指します。また、展示会や商談会を利用して代理店や販売パートナーの獲得を進め、インド国内での安定的な販売体制を築いていきます。

さらに、中長期的にはインド国内に製造拠点を設けることも視野に入れています。これにより、関税や物流コストの削減、リードタイムの短縮を図り、価格競争力の向上につなげる狙いです。OEMや製造受託企業との連携を積極的に模索し、現地生産体制の構築を進めていく方針です。

これらの施策を実施することで、単なる輸出販売から脱却し、現地市場に根ざした「現地生産・現地供給型」の事業展開を実現し、持続的な海外売上の拡大を目指します。

代表コメント



NanoFrontierの代表取締役である井上誠也氏は、「BIO ASIA 2026スタートアップ派遣事業に採択いただき、大変光栄です。インドには販売市場としてだけでなく、製造拠点としての可能性も大いにあります。今後、現地企業との連携を強化し、製品導入と現地生産の両立を図っていきます。」と意気込みを語っています。

BIO ASIA 2026について



BIO ASIA 2026は、インド・ハイデラバードでのバイオテクノロジー国際カンファレンスであり、製薬、バイオテクノロジー、医療、環境等に関する企業や研究機関が集まる場です。このイベントは、インド市場への参入や現地パートナーの開拓を目指す企業にとって、重要なネットワーキングの機会となっています。

公式ウェブサイト: BIO ASIA 2026

会社概要



NanoFrontierは、東北大学産学連携先端材料研究開発センターに拠点を置き、有機ナノ粒子化技術を活用した製品の研究開発、製造、販売を行っています。今後もこの技術を通じて、環境やエネルギー、製薬分野の課題解決に貢献していく予定です。

公式ウェブサイト: NanoFrontier


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