AZUL Energy、SENDAI BOSAI-TECHとの新プロジェクト。
AZUL Energy株式会社(宮城県仙台市)は、SENDAI BOSAI-TECHイノベーションプラットフォームが実施する「2025年度 実証実験・試作開発支援(自由提案型)」に採択され、注目のプロジェクトが始まりました。本プロジェクトの目標は、災害発生時に効果的に使用できるハイブリッド空気電池システムを開発することです。この新技術は、安全で持続可能な防災電源としての実装を視野に入れています。
プログラムの目的と背景
本プログラムは、仙台・東北地域の企業による防災や気候変動への対応を促進することを目指しています。特に、先端技術を活用した製品やサービスの社会実装を進めることで、持続可能で強靭な社会の構築を目指しています。現在、災害時に多くの企業や自治体が利用している蓄電池は、その発電時間が短縮されがちであり、効率的ではない状況です。これにより、災害時の電源供給が課題となっています。
AZUL Energyは、このような課題を解決するため、エネルギー密度に優れた金属空気電池を採用し、既存の鉛蓄電池と組み合わせる新しいソリューションを提案しています。こうしたシステムにより、限られたスペースや予算内で長時間の電力供給を可能にすることが目指されています。
実証プロジェクトの内容
この実証プログラムでは、実際にハイブリッド空気電池システムを構築し、その有効性を検証します。具体的には、以下の点に焦点を当てています:
1.
ハイブリッド電池システムの構築:高い容量を持つ金属空気電池と鉛蓄電池を組み合わせ、災害時に幅広い機器(照明、通信機器、小型家電など)の動作をサポートします。
2.
有用性の検証:想定される利用者のニーズをもとに、システムの可搬性や操作性、安全性について実地での評価を行います。
今後の展望
AZUL Energyは、東北大学の先進的な研究成果を基にしたレアメタルフリー触媒技術「AZUL触媒」を用いた次世代エネルギー機器の開発を進めます。この技術は、燃料電池や金属空気電池への応用が期待されています。特に、防災電源ソリューションとして、自治体や一般家庭への普及を目指します。
このように、AZUL EnergyとSENDAI BOSAI-TECHのコラボレーションによって、新しい防災電源実装の一歩が期待されています。災害時でも安定した電力供給を可能にすることで、より安全な地域社会の実現に寄与することが期待されます。
企業情報
AZUL Energyは2019年に設立され、代表の伊藤 晃寿氏が指導しています。最新の技術を駆使し、持続可能な社会の構築へ向けた取り組みを続けています。興味のある方は公式ウェブサイト(
AZUL Energy公式サイト)をご覧ください。