宮城県のフードドライブ、始動!
宮城県でのフードドライブが新たなフェーズに入ります。株式会社ファミリーマートが、ヤマト運輸などの協力を受け、地域における食支援および食品ロスの削減を目的とした実証実験を2025年6月23日から行います。この取り組みは、地域の皆様が食品の寄付を通じて、より多くの人々へ食の支援が届けられることを目指しています。
概要と目的
フードドライブは、家庭で余っている食品を集め、必要な人々に届ける運動です。今回の実証実験では、宮城県南部に位置するファミリーマートの17店舗が回収拠点となり、地域内の食支援団体と連携し、集められた食品を効率的に輸送します。これにより、フードドライブの効率化や運用の負担軽減を図り、持続可能な地域社会の形成に寄与することが期待されているのです。
調印式を開催!
2025年6月23日、宮城県庁で行われた調印式には、宮城県知事と「みやぎゼロカーボンチャレンジ2050県民会議」への参加団体の代表者が一堂に会しました。フードドライブの実施に際して、効率的な物流の課題を解決し、食品が必要な人々にスムーズに届くよう整備されていく様子が見受けられました。
対象地域と参加団体
このプロジェクトには、宮城県、ヤマト運輸新宮城主管支店、ふうどばんく東北AGAIN、ファミリーマートを始めとする多くの団体が協力しています。回収は、以下の店舗とメディアで行われます:
- - ファミリーマート宮城県南部17店舗(白石市、蔵王町、角田市、丸森町、亘理町、山元町)
- - 東日本放送、宮城テレビ放送
実施スケジュール
実証実験は、2025年6月23日から始まり、2026年2月末までを予定しています。この取り組みの成果を基に、2026年度以降のより広範な実施を検討しており、地域全体でのフードドライブの活性化が期待されています。
参加しやすい「ファミマフードドライブ」
「ファミマフードドライブ」は、自宅で余った食品を簡単に寄付できる取り組みです。ファミリーマートの店舗が回収拠点となることで、地域の方々が気軽に参加できる特徴を持っています。この制度により、2025年5月末時点で全国で4,531店舗が参加し、636団体の協力を得て、国内最大級のフードドライブネットワークが構築されています。地域貢献の輪が広がることで、食品ロスの削減と食支援が進むことが期待されています。
持続可能な社会の実現へ
ファミマフードドライブは、食支援と食品ロス削減で評価され、環境大臣表彰を受賞しました。これはこの取り組みが持つ重要性を物語っています。今後も、この運動を通じて、宮城県内でのさらなる食支援の拡大や、持続可能な社会の実現に向けて努力していく方針です。地域の皆さんもぜひ、この取り組みにご参加いただき、一緒に食支援の輪を広げていきましょう!