新たなSNS運用モデルを構築した氏家物産の挑戦
氏家物産株式会社は、次世代のSNS運用モデルとして「ストーリーテリング型SNS運用モデル」を構築しました。このモデルでは、シナリオ設計と生成AIを組み合わせることで、ブランドと消費者との関係性を再定義しています。従来の戦略から施策までを一括で設計するアプローチから一歩進み、コミュニケーションの根本的な部分までを統合して設計する手法が特徴です。
ブランド価値の可視化
新しいモデルのもと、まず行われるのはブランドのコンセプト策定やファクト整理です。市場背景や顧客のニーズ、商品の魅力を言語化することで、差異化要因を明確にしていきます。このプロセスでは、理想的な顧客像や生活者の心情を捉え、そこから生まれるストーリーを豊かにしていきます。日常生活の中でのさりげない瞬間を物語として切り取り、その背景までをデザインすることで、ブランドと生活者の関係を鮮明にします。
生成AIの活用で加速するストーリーテリング
氏家物産の新しいアプローチの強みは、生成AIの導入です。これにより、ストーリーは単発にとどまることなく、続く物語として展開されます。例えば、シナリオ設計、ビジュアル生成、動画制作、そして投稿設計など、すべての過程を一貫して自社内で行い、高速に実行できる体制を整えています。さらに、各ストーリーの反響やデータをダッシュボードで視覚化し、常に効果を分析。物語の精度を高め続けることで、ストーリーの展開も鮮やかになります。
ブランド価値の向上へ
この新しい手法によって、単なる情報発信を超え、ブランドの個性を示すコンテンツが確立されます。生活者との関係性を深めることで、ブランドへの愛着や共感を育み、フォロワー数やエンゲージメント向上、さらにはウェブサイトへの誘導なども実現できます。
実際のプロジェクト成果
氏家物産の新モデルはすでに様々なプロジェクトに応用されています。例えば、山一地所のインスタグラムでは、生活の中の瞬間を物語として発信し、自然な優しさや気配りを表現しています。Metaworkでは、遠隔ロボットの研究を通じて新しい働き方を物語として取り上げています。また、TAGAJO CENTRAL PARKでは、公園の特別な瞬間を捉え、日常と文化が交わる姿を発信しています。それぞれのプロジェクトが、ストーリーを通じてそのブランドらしさを表現しているのが魅力です。
ストーリーテリングのプラットフォーマーを目指して
氏家物産はストーリーを「つくる」だけでなく、「流通させる仕組み」の設計にも取り組んでいます。SNSのみならず、消費者が接触するすべての接点でのコミュニケーションが可能です。新たな媒体を模索し、あらゆる手段を「ストーリーの媒体」として利用していく姿勢が印象的です。今後は、自社ブランドの物販においても、コンセプトからプロダクトまでを一括で設計し、身に纏うストーリーの展開を強化していくとのことです。氏家物産は、ストーリーテリングのプラットフォーマーとして、企業と社会の繋がりを再定義していくことでしょう。
会社情報
氏家物産株式会社
代表取締役社長 氏家 聡史
通常のブランディングやコミュニケーション戦略のプランニングを行っています。
公式ウェブサイト:
ujiie.co
Instagram:
@ujiiebussan_official
YouTube:
ujiiebussan