徳島のご当地言葉でおもてなし!イーネットATMが新サービスを開始
株式会社イーネットは、地元の魅力を強調する新たな取り組みとして、徳島県内のファミリーマートなどに設置されたイーネットATMでご当地言葉による音声案内を始めました。これは、地域の文化や風土に根ざした新しいサービスであり、顧客にとってより親しみやすい体験を提供します。
背景と取り組み
このサービスは、株式会社阿波銀行との協力により実現しました。音声案内は、徳島大学の村上敬一教授の監修のもと、阿波銀行の行員の方々によって録音されています。これにより、徳島の地域性がしっかりと反映された内容となっているのが特徴です。
ATMは県内を北東部、南部、西部の3つのエリアに分けて運営されています。それぞれのエリアでの挨拶は、以下のように特色があります。
エリア別のご当地言葉
いらっしゃいませ:『よーきたなー』
ありがとうございました:『また、きてよ』
いらっしゃいませ:『こんにちは、よーきてくれたなー』
ありがとうございました:『また、きてよ』
いらっしゃいませ:『よーきてくれたなー』
ありがとうございました:『また、きーよー』
各地域ごとに異なる挨拶が、地元の皆さんや、訪れる観光客にとって新たな発見となり、温かみを感じられることでしょう。
現在の設置状況
2025年1月末時点で、徳島県内には64台のイーネットATMが設置されており、そのうち58台はファミリーマートに設置されています。また、ハローズやMEGAドン・キホーテ徳島店、徳島健生病院の売店にも設置されています。地域住民や観光客にとって利用しやすい環境が整いつつあります。
展開するイーネットの理念
このご当地言葉対応のATMは、イーネットが2012年に沖縄で始めた取り組みの一環で、これまでに19の都道府県に展開されてきました。地域の文化を大切にし、住民や訪問者にとって親しみやすいATMを目指しており、地域に根差したサービスを提供しています。
デジタルサイネージとの連携
さらに、イーネットのATMの上部にはデジタルサイネージが設置されており、地域の名所の写真と一緒にご当地言葉が紹介されています。これにより、地域の魅力を視覚的に伝えることができ、ATMを利用する際の会話をより楽しむことができます。15秒間の映像が約5分に1回放映されており、手軽に地域情報を得ることができます。
まとめ
このように、イーネットATMのご当地言葉による音声案内は、徳島ならではの温かいおもてなしの形を体現しています。地域に根差したサービスが広がることで、訪れる人々への感動となり、徳島の魅力を更に引き出すことに繋がります。ぜひ、徳島を訪れた際にはこの新たなサービスを体験してみてはいかがでしょうか。