宮城の特産「ホヤ」を活かした新商品が登場!
宮城県産の特産品である「ホヤ」が、2025年春に新たに開発された牛たん商品に活用されることとなりました。株式会社トーチクが発表したこの商品は、現代の食生活に不足しがちな栄養素を豊富に含むホヤを使用し、節約志向の消費者に応える内容となっています。
近年、為替変動や原材料の高騰により、食品業界は厳しい状況に直面しています。そんな中でも、トーチクは「安心安全で本格的な商品」を、環境にも配慮した形で提供することに注力しています。この発表は、共同研究の成果からもたらされたもので、特に宮城大学の協力のもと、未利用水産資源の活用を進めていることが特徴です。
新商品の詳細
うまみたっぷり熟成牛たん
この商品は、ホヤエキスと塩麹を使った特別な2段仕込みによって、柔らかさと和風の旨みを引き出しています。お子様や年配の方にも好まれるような味付けが施されています。
- - 調理方法: 解凍後、フライパンで加熱
- - 規格: 130g
- - 生産工場: 国内自社工場
うまみたっぷり熟成牛たん切り落とし
規格外となったサガリやルートミートを活用し、価格を抑えたこの商品は、牛たんの豊かなコリコリ感と味わいを実現しています。
- - 調理方法: 解凍後、フライパンで加熱
- - 規格: 180g
- - 生産工場: 国内自社工場
牛たん切り落とし(しお味)
こちらは、成型中に切り落とされる部位を使用し、トーチクオリジナルの塩たれで仕上げています。忙しい食事の時間でも手軽に調理できるのが魅力です。
- - 調理方法: 解凍後、フライパンで加熱
- - 規格: 180g
- - 生産工場: 国内自社工場
牛たん切り落とし(みそ味)
この商品は、仙台味噌たれで風味豊かに味付けされ、野菜と一緒に調理することで手軽に楽しめます。忙しい日常にもぴったりの一品です。
- - 調理方法: 解凍後、フライパンで加熱
- - 規格: 180g
- - 生産工場: 国内自社工場
フードロス削減への取り組み
トーチクは、見た目などの理由で市場に出回らない規格外品や端材を食材として活用することにも力を入れています。これにより、無駄を省き、持続可能な商品開発を進めるその姿勢は、SDGsを意識したものであり、環境への配慮が随所に感じられます。
会社の成り立ちと今後の展望
1964年に創業したトーチクは、仙台市に本社を構え、数々のホテルや飲食店に仙台牛たんを供給しています。品質と安全性には特にこだわり、2023年には食品安全マネジメント規格「JFS-B規格Ver.3.0」を取得しました。自社ブランド「仙臺古伝」でも、その理念を反映させながら、全国のお客様に宮城の美味しさを届け続けていきます。
新商品による地産地消の推進とともに、未来の食文化をリードする企業としての役割を果たし、皆さまに愛される商品開発を続けていく所存です。