ベガルタ仙台U-17がイタリア遠征へ!
日本から世界へ羽ばたくサッカー人材の育成を目指す「ユーロプラス」が、ベガルタ仙台U-17ユースチームのイタリア遠征を支援しました。この遠征は、サッカーを通じた国際交流と選手の人間的成長を目的としており、多くの期待が寄せられました。
ユーロプラスのミッション
EPG株式会社が運営するユーロプラスは、過去25年間に渡り、日本の若いサッカー選手たちを海外に導いてきました。これまでにのべ1万人を超える選手たちをサポートし、特にヨーロッパを中心とした地域で新たな可能性を開いてきたのです。今回の遠征は、ベガルタ仙台の「U-17が海外での貴重な経験を得ることを目指す」という願いに賛同し、実現しました。
遠征プログラムの概要
2025年8月17日から26日の10日間、東日本大震災の被災地である仙台が同じく地震で被害を受けたイタリア・アマトリーチェ市を訪問し、国際大会「Scopigno Cup」に参加しました。この大会にはユヴェントスやアトランタなどの名門クラブも参加し、ベガルタ仙台U-17はその中で大きな舞台で自らを試すことになりました。
大会結果と経験
ベガルタ仙台U-17は、12チームが参加するこの国際大会で見事にベスト4に進出。グループリーグではユヴェントスやテルナーナを破り、強豪相手に1位通過を果たしました。準決勝ではアトランタと対戦し、惜しくも1-3で敗れましたが、この貴重な経験は選手たちにとって学びの宝庫となったことでしょう。特に、勝ち切ることの難しさや、イタリア選手たちの徹底的な姿勢を身をもって体感したことは、彼らの今後にとって重要な財産となります。
震災復興の意義
また、遠征中には地震の犠牲者を追悼する行事にも参加し、被災地同士が想いを共有する心温まる交流を実現しました。この活動により、選手たちは震災復興と国際交流の両面において深く感銘を受け、一層の成長を促されました。遠征の中で行ったローマ観光やバチカン市国でのローマ教皇との謁見など、サッカーだけにとどまらない貴重な体験からも多くのことを学んだことでしょう。
続くサポート体制
ユーロプラスでは、今後もさまざまなサッカーチームの海外遠征を支援し続ける意向を示しています。これまでにも多くのJリーグチームや学生チームの海外遠征を支援し、選手たちに新たな挑戦の機会を提供してきました。保護者にとっても、子どもたちの成長した姿を目にすることができる機会として高く評価されています。ユーロプラスは「世界基準に触れることが当たり前になる環境づくり」を目指し、育成に携わるすべての選手たちを支援し続けることでしょう。
ユーロプラスのビジョン
ユーロプラスの海外遠征担当は、「今回の遠征は国際大会に参加するだけでなく、震災復興や国際交流という意義を持つイベントでした。これからも選手たちに将来につながる学びを与えるため、同様の活動を通じて支援を続けていきます」とコメントしています。選手たちが海外での挑戦を通じて自信を深め、さらなる成長を遂げることを期待しています。