コンビニでのファッション購入、20代男子はコラボに注目！新しいトレンドの全貌を探る

コンビニファッションの新たな潮流

最近、コンビニエンスストアにおけるファッション市場への参入が進んでいます。ファミリーマートやローソンといったチェーン店が、独自のプライベートブランドや有名ブランドとのコラボ商品を展開することで、注目を集めています。このような流れの中で、コンビニで衣服を購入する理由や顧客の意識に変化が見られることが、株式会社ネオマーケティングによる調査で明らかになりました。

調査の目的と背景

消費者の購買行動は、時代とともに変化していくものです。今回の調査は、2025年1月24日から27日の間に行われ、20歳以上の男女997名が対象となりました。調査の結果、コンビニ服の購入動機や利用実態が明らかになりました。特に急な必要性が主な理由である一方、20代男性は特定ブランドとのコラボ商品が来店の動機になる傾向が強いことがわかりました。

購入理由の変化

調査によると、コンビニ服の購入理由として「急な必要性を感じたから」が59.3％を占め、多くの人が緊急のニーズに応じてコンビニで衣服を購入していることがわかりました。しかし、興味深いのは20代男性が「特定のブランドとのコラボ商品が欲しかったから」と回答した割合が最も高かった点です。この世代は、コラボアイテムの魅力に引かれてコンビニを訪れることが多いようです。

ブランドへのこだわり

さらに調査では、購入したコンビニ服のブランドについて、72.0％の人が「プライベートブランド商品」を選択していることが分かりました。一方で、コラボ商品の購入率は20代・30代の男女で特に高く、男性20代では46.4％に達しています。これは、ファッションに敏感な若者層が、コラボ商品を求めてコンビニを訪れることが増えていることを示しています。

購入シチュエーションと使用状況

購入した服を使用するシチュエーションでは、「急に着替えが必要になったとき」が38.0％と最も多く、次いで「普段着として使用している」が続きました。これは、コンビニ服が単なる緊急用の商品に留まらず、日常的に利用されていることも示唆しています。また、普段のスタイルに組み込むことでデザインや着心地に満足している人も多いようです。

コンビニごとの選別

興味深い点として、全体の32.0％が購入するコンビニを「分けている」と回答しています。特に20代男女の割合は54.6％や51.0％に上り、コンビニ各社の商品の違いを意識して選ぶ傾向が強まっています。これは、急なお買い物だけでなく、それぞれの店舗の個性を理解し利用していることを示しています。

おしゃれなコンビニ服はどこに？

調査結果から、どのコンビニが「おしゃれな服を売っている」と思うかを尋ねたところ、ファミリーマートが51.2％と最も高い評価を得ました。これにより、ファミリーマートのファッション展開が消費者に積極的に受け入れられている様子が伺えます。

終わりに

コンビニでのファッション購入は、従来の実用的なアイテムに加え、トレンドを意識した選び方がされつつあることが明らかになりました。特に20代の男性がコラボ商品に注目することで、今後のコンビニファッションの展開はより多様性を増していくことでしょう。マス向けの人気ブランドとのコラボ展開が今後も見られることを期待しています。