第13回全広連日本宣伝賞の受賞者が決定！業界の重要人物が一堂に集結

第13回全広連日本宣伝賞の受賞者が決定！

令和6年12月12日、公益社団法人全日本広告連盟が開催した第13回「全広連日本宣伝賞」の選考委員会において、数々の広告界の重要人物が表彰されました。この賞は、日本の広告及び宣伝業界で著しい貢献をした方々を称えるもので、毎年注目を集めています。今回は4つの主要な賞が決定し、それぞれの受賞者となる方々の業績が発表されました。

受賞者一覧と贈賞理由

松下賞

受賞者: 井上礼之（いのうえのりゆき）氏
ダイキン工業株式会社名誉会長。同志社大学経済学部を卒業した井上氏は、94年から社長を務め、06年には会長兼CEOとして同社の売上高を約4兆円に押し上げる大きな功績を残しました。環境に配慮した広告活動やスポーツスポンサーとしての活動が評価され、受賞に至りました。広告がもたらす社会的な可能性を広げる取り組みが高く評価されています。

正力賞

受賞者: 一力雅彦（いちりきまさひこ）氏
株式会社河北新報社の代表取締役社長であり、仙台出身の一力氏は、地域密着型の情報発信を推進。特に東日本大震災に関連し、復興をテーマにした情報発信や特別広告企画「今できることプロジェクト」の立ち上げにより、広告の社会的な役割を示しました。地域経済の発展のために尽力したその姿勢が評価され、受賞を果たしました。

吉田賞

受賞者: 谷喜久郎（たにきくろう）氏
著名な広告会社の創業者である谷氏は、名古屋地域において広告の新たな地平を切り開いてきました。特に名古屋シティマラソンや地元のイベント企画を通じて地域活性化に取り組む姿勢が評価され、また国際的な賞も数多く受賞しており、その功績が認められました。地方創生に重きを置き、地域の文化を活かした広告展開に尽力してきた経験が高く評価されています。

山名賞

受賞者: 奥村靫正（おくむらゆきまさ）氏
TSTJ Inc.の代表アートディレクターの奥村氏は、数々のアートディレクションを手掛け、著名アーティストとのコラボレーションでも知られています。長年にわたり、広告やデザインの分野で新たなアプローチを追求してきたその成果が評価されました。作品を通じて日本の文化を広め、創作活動の多様性を推進する姿勢が特に評価されています。