ニシキヤキッチンとマイナビ仙台レディースの特別コラボ商品
宮城県岩沼市に本拠を置く
ニシキヤキッチンが、宮城の女子プロサッカーチーム
マイナビ仙台レディースとのコラボレーション商品『スイートポテトのポタージュ』を近日発売します。これに伴い、記念イベントとして3月16日に「ニシキヤキッチンマッチデー」が開催されたことから、その魅力をお伝えします。
コラボ商品発売の背景
ニシキヤキッチンは「世界の料理を『カンタン』に。」をテーマに、レトルト食品を専門にし、特にレトルトカレーが人気です。今回のコラボレーションは、
東日本大震災の影響を強く受けた両社が、地域の復興に貢献したいという共通の想いから誕生しました。震災の後、マイナビ仙台レディースも活動停止を余儀なくされ、ニシキヤキッチンも工場の浸水という大きな損害を受けていたため、地元の皆様への恩返しとしてこのプロジェクトが立ち上がりました。
さつまいもの選定と育成
このポタージュに使用されるさつまいもは、宮城県
東松島市で育てられた「
伊達娘さつまいも蔵出し金時」。この品種は震災後に復興のために栽培が始まったもので、地域の特性を活かした美味しさが特長です。生産者の
よつばファームの監修のもと、このさつまいもの一部は、選手たちと共に約半年かけて育てられました。毎月、苗付けから除草、そして収穫まで行われ、選手たちの手が掛けられた愛情深いプロジェクトとなっています。
ニシキヤキッチンマッチデーの成功
発売前の3月16日、「ニシキヤキッチンマッチデー」では、先行してコラボ商品が190食販売され、来場者からは高評価の声が相次ぎました。参加者は、「選手の皆さんの関わった商品を早く食べられて嬉しい。絶対リピートします。」や「甘さが際立っていて、寒い日にはぴったり」といった感想を寄せました。また、オープニングセレモニーでは地域の代表や選手たちが参加し、コラボの喜びを分かち合いました。
スイートポテトのポタージュの魅力
『スイートポテトのポタージュ』は、さつまいもを主成分とし、生クリームやバターと組み合わせることで、スイートポテトのようなリッチな風味を実現しています。内容量は160gで、価格は450円(税込)です。特に、このさつまいもは沿岸部の特性を生かし、しっかりとした味わいと柔らかい口当たりが特徴です。また、収穫後には特別な低温熟成を行い、その甘さが一段と引き立てられています。
地域貢献と愛情の輪を広げる
ニシキヤキッチンは、地元生産者との協力を大切にし、これまでに「東北の素材シリーズ」として8種類の商品を発売してきました。今回のコラボによって、マイナビ仙台レディースとの関係をより一層深め、愛情が込められた商品を皆さんにお届けします。被災地の生産物を買うことは復興支援につながるため、このプロジェクトが地域の皆様にとっても特別な意味を持つことが期待されています。
今回のコラボ商品『スイートポテトのポタージュ』は、3月21日に全国発売となります。地元の味を感じたい方や、地域貢献に興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。美味しいだけでなく、感動をもたらす一品です。