勝山酒造が送る夢の日本酒「伊達ノ黒船 純米大吟醸」
宮城の名酒蔵、勝山酒造から新たに登場した「伊達ノ黒船 純米大吟醸」は、特別な高精米の酒造好適米「蔵の華」を使用した逸品です。この日本酒は、文久3年(1863年)に仙台藩主・伊達政宗公が命じた歴史的な船、「サン・ファン・バウティスタ号」に由来し、政宗公の夢とロマンを現代に伝えます。
ヒストリーに根ざした逸品
「サン・ファン・バウティスタ号」は、1613年に仙台藩の優れた造船技術によって建造された、壮大なガレオン船で、太平洋を渡る慶長遣欧使節団の一員として航海しました。その名称から名付けられた「伊達ノ黒船」は、ただの日本酒ではなく、武士道の精神や忠誠心を表した製品です。
「蔵の華」の魅力
今回の日本酒は、「蔵の華」を8%まで精米したことで、米の持つポテンシャルを最大限に引き出しています。左が遠心搾りの製法を用いたもの、右が袋搾りで製造されたものです。高精米で丁寧に醸造されたこの日本酒は、米本来の旨味と高貴さを備えています。
遠心搾りの極上の一杯
「伊達ノ黒船 -遠心搾り- 仙臺箪笥 被せ箱入り」は、独自の遠心分離機を使用して純粋なエキスを抽出した、味わい深い日本酒。軽やかな口当たりの中に、白ブドウや柑橘系の果実香が広がり、甘みと酸味のバランスが絶妙です。
この酒は、特殊な仙臺箪笥被せ箱に収められており、カリブ海や地中海の美しいマリンブルーを漆塗りで表現しています。
袋搾りの透明感
一方、「伊達ノ黒船 -袋搾り- 化粧箱入り」は、ゆっくりとした槽で丁寧に搾られた日本酒で、雑味のない透明感が特徴。しっかりとしたコクと爽やかな果実味が感じられ、飲用時には軽やかな甘さが心地良く広がります。
燗と冷、どちらでも楽しめる
杜氏の後藤光昭は、この日本酒の飲用推奨温度を8~14℃と提案しています。冷やしても燗にしても楽しむことができ、和食はもちろん、洋食との相性も抜群です。
限定販売と高級感
「伊達ノ黒船」は、数量限定で各300本の販売となり、その価格は「遠心搾り」が80,000円、「袋搾り」が25,000円。どちらも高級感溢れる一本で、特別な贈り物や自分へのご褒美に最適です。
このように、勝山酒造が手掛ける「伊達ノ黒船」は、美味しさだけでなく歴史的な背景や文化を楽しむことができる日本酒です。是非、一度その味わいを体験してみてはいかがでしょうか。