新たなる日本酒の波、缶入りプレミアムSAKE『SummerFall』登場

新たな日本酒の波、缶入りプレミアムSAKE『SummerFall』

2025年1月に日本に上陸した株式会社WAKAZEの缶入り日本酒『SummerFall』が、わずか半年で全国累計1万店舗の販売を間近に控えています。この製品は、日本酒の新しい入口として位置づけられ、特に若い世代の支持を集めています。

スタートアップから広がる新しい日本酒の形

このプロジェクトは、カリフォルニア発のブランドであり、日本市場においては最初は「首都圏で100店舗程度からのスタート」という控えめな計画だったにもかかわらず、全国の飲食店や小売店からの問い合わせが相次ぎ、北海道から沖縄まで広がりを見せています。特に話題となっているのは、缶入りという新しい形態のスパークリング日本酒という点です。

体験の変化、若い世代へのアプローチ

多くのバイヤーはこの商品の登場を歓迎しており、「缶で日本酒を楽しむ」という新しい体験が若い層に受け入れられていることに注目しています。販売を手がけるバイヤーの中には、「日本酒のクールなイメージを創出し、更なる分野への拡大を目指す」との期待も寄せられています。特に注目すべきは、そのアルコール度数が11%で、飲みやすく、カジュアルに楽しめる点です。

コンビニでも手軽に入手可能

2025年3月からはファミリーマート、7月からはローソン、さらにはミニストップでの全国展開が決定しました。これにより、消費者にとって「いつでも、どこでも楽しめる日本酒」としての位置を確立し続けています。これまでの日本酒市場が抱えていた「難しい」というイメージの克服が、若い顧客層の獲得につながっています。