GOSSO株式会社が常盤食品を子会社化
2025年4月1日、GOSSO株式会社が株式会社常盤食品を完全子会社化することが発表されました。これにより、宮城県を中心に広がるホルモン焼肉「ときわ亭本家」に新たな展開が期待されます。また、2023年9月1日には仙台市に新本社を設立し、GOSSO東北支社として本格的に稼働を開始しました。
常盤食品との関係の深化
GOSSOと常盤食品の関係は、2018年にさかのぼります。当時両社はM&Aについての話し合いを行いましたが合意には至りませんでした。しかし、常盤食品が20周年を迎え、さらなる発展を目指す中で、再度の協議が進み、両社のビジョンが一致。これにより、常盤食品を傘下に持つことで高品質な商品を提供する道が開けました。
この子会社化により、現在24店舗展開している「ときわ亭」を、地域密着型の「町焼肉」ブランドとしてリブランディングする計画も発表され、2028年までに40店舗の開店を目指しています。
新たな事業展開と拠点
仙台市の新オフィスは、常盤食品の本社機能とGOSSOの東北支社が一体化されたもの。ここでは、ブランド戦略の策定や、物流の効率化、人材の育成を進めていく予定です。さらに、2025年には「イオンモール仙台上杉店」の新たな商業施設に、ハワイアン×イタリアンと和の要素を組み合わせた新業態を同時にオープンする計画もあり、地域経済への影響も大きいと言えます。
フランチャイズ展開の加速
GOSSOは事業の多角化を進めており、今後の成長戦略として「0秒レモンサワーⓇ仙台ホルモン焼肉酒場 ときわ亭」などの新業態の展開も視野に入れています。現在、焼肉事業を展開する49店舗を含む全120店舗を運営しており、全国に向けてのフランチャイズ展開も標榜しています。
特に、GOSSOが導入した「0秒レモンサワー」は、全テーブルに設置されたサワーサーバーを利用した新感覚の飲み方が特徴。これにより、より多くの顧客を惹きつけ、焼肉エンターテインメントの領域での席巻を目指しています。
まとめ
GOSSOの常盤食品子会社化によって、地域密着のブランド「ときわ亭本家」はさらなる成長を遂げることが期待されます。これからの展開が楽しみです。エンターテインメント性の高い焼肉体験を手に入れながら、地域の美味しさを全国に広める圧倒的な力を持つGOSSOと常盤食品の未来に注目です。