ユース世代の挑戦
2025-08-26 17:04:30

「こどもまんなか社会」に向けたユース世代の挑戦と活動を紹介

「ユースのアクションサミット2025」の概要


2025年8月8日、こども家庭庁の「こどもまんなかひろば」で、「ユースのアクションサミット2025」が開催されました。このイベントは、こどもまんなか社会の実現に向けて、全国から集まったユース世代の6つの団体による活動発表や意見交換を通じて、その重要性を再認識する場となりました。このサミットは2024年に続く第2回目で、特にウェルビーイングに焦点を当てています。

参加団体の多彩な活動


1. アース・ガーディアンズ・ジャパン



大阪府豊中市や三重県菰野町を中心に活動する「アース・ガーディアンズ・ジャパン」は、若者の社会参画を促進する取り組みを進めています。メンバーは、地域で集まった意見を行政に提案する場を設け、行政とコミュニケーションを密にしています。特に、意見を実際の政策に反映する事を重視しており、下級生の育成にも力を入れています。

2. NEW STEP実行委員会



熊本県を活動拠点とする「NEW STEP実行委員会」は、高校生を中心に設立されており、こどもに夢を持たせる社会作りをミッションとしています。子どもたちへの無料学習支援や様々な体験活動を通じて、こどもたちの成長を促しています。

3. るりあるく



群馬県前橋市の「るりあるく」は、子どもたちの安心して過ごせる場所を提供しています。子ども食堂を通じて、食事の提供だけでなく、遊びや交流を重視しています。彼らは、子ども食堂のイメージを変え、気軽に来られる地域の居場所を目指しています。

4. とみやっこプレーパーク



宮城県富谷市には「とみやっこプレーパーク」が存在します。彼らは子どもたちが自由に遊べるスペースを作り、子ども自身がルールを作ることを重視しています。地域との関わりを強める活動にも力を入れており、新しいボランティアの育成に努めています。

5. 虹の鳥



「虹の鳥」は、富山大学の医療系学生たちによる地域健康活動を行っており、医療に関連する様々なプロジェクトを展開しています。特にこども向けのイベントを通じて、地域に密着した活動を行い、社会的な健康づくりに貢献しています。

6. 中学生シンガーソングライター大祈さん



自閉症スペクトラムの特性を持つ中学生アーティスト、大祈さんは、自らの音楽活動を通じ、聴く人の心に響くメッセージを届けています。彼の歌とパフォーマンスは、聴衆に感動を与えました。

意見交換会での議論


サミットの第2部では、活動報告を受けた参加者同士で意見交換が行われました。活動を始めるきっかけや続ける理由、さらには活動の広がりについて活発な議論が行われ、参加者の共通する思いが明らかになりました。特に、活動を続けるためには「自分の成長」や「仲間との信頼関係」が重要であるとの意見が多数挙がりました。また、活動の参加インセンティブを強化する必要性や、誰もが参加しやすい環境作りの重要性も強調されました。

今後の展望


「こどもまんなかアクション」は、地域のさまざまな団体や個人が連携し、こどもたちやその家庭を支えるための動きです。この活動を通じて、政策や取り組みに現場の声を届けることが重要であり、すべての人が取り組みやすい環境の創出が求められています。サミットで生まれた多くの声を受けて、今後も「こどもまんなか社会」の実現に向けて進んでいくことが期待されます。


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