震災からの復興を支える「3.11三陸復興応援フェア」
2025年3月3日から3月14日まで、宮城県と福島県の水産物を使用した特別メニューを提供する「3.11三陸復興応援フェア」が、農林水産省の職員食堂『あふ食堂』を含む6省庁の職員食堂で行われます。このフェアでは、震災からの復興を目指す株式会社ヤヨイサンフーズが製造した、気仙沼市の魅力が詰まったメニューが登場します。
ヤヨイサンフーズとは?
ヤヨイサンフーズは、以前年間を通じて水産物や畜産物の加工を行っていた企業で、東日本大震災で大きな打撃を受けました。震災時、気仙沼にあった工場が津波の影響を受け生産活動が停止したものの、企業の理念を貫き、新たに工場を建設し、復興に向けた努力を続けています。2020年には新たな拠点を設置し、安全面でも優れた条件を整え、地域の水産業の復興に貢献しています。
フェアで楽しめる特別メニュー
フェアでは、以下の3つの特別メニューが提供されます。
1. マグロカツ
気仙沼産のビンナガマグロを使用したマグロカツは、柔らかい肉質とクセのない味が特徴です。その肉の繊維感を活かし、サクサクの衣で包まれた一品は、マスタードソースとの相性が抜群です。
2. カツオカツ
28年連続で全国1位の水揚げを誇る気仙沼産のカツオを使用。丸大豆醤油と砂糖で下味をつけた後、刻んだタマネギとショウガを加え、旨味を引き立てたカツオカツは、日本の味覚を楽しめる逸品です。
3. イワシ入りハンバーグ
宮城県産のイワシを使ったハンバーグは、仙台味噌とショウガ、ニンニクで臭みを抑えた食べやすい仕上がり。国産野菜を用いた栄養バランスも考慮されています。
食堂のご利用について
『あふ食堂』は一般利用が可能で、他の省庁の食堂は職員専用ですが、事前の手続きで入館することもできます。この機会にぜひ、復興支援に繋がる美味しい料理を味わってみてください。
あふ食堂の基本情報
- - 店名:農林水産省 あふ食堂
- - 住所:東京都千代田区霞が関1丁目2-1 農林水産省本館B1階
- - 営業時間:平日 11:00〜14:00
- - 定休日:土日、祝日(閉庁日も定休)
- - 公式ホームページ:あふ食堂公式サイト
復興への想い
このフェアを通じて、震災の記憶を忘れず、三陸の水産業を応援し続けることが大切です。美味しい食材の持つ力を借りて、地域の魅力を再認識し、復興に向けた新たな一歩を共に踏み出しましょう。ぜひ、6省庁の職員食堂で地域の味覚を楽しんでください。