大河原町産の特製りんごジュースが誕生!
宮城県大河原町から、規格外の希少なりんごを使用した100%のりんごジュースが開発され、ふるさと納税の返礼品として新たに登場します。このプロジェクトは地域創生を掲げるレッドホースコーポレーション株式会社が主導しており、地域の特性を活かした商品を開発することで、地元の農家や地域活性化を支援することが目的です。
特徴的なりんごたち
今回使われるのは大河原町で栽培されている「こうとく」と「ふじ」の2種類。特に「こうとく」はその風味と甘さから「幻のりんご」と呼ばれ、栽培が非常に難しいため、年間の生産量は限られています。そのため、毎年200〜300kgの規格外品が発生することが多かったのですが、このプロジェクトにより、そのりんごたちが新たな価値を持つことになりました。
売り上げが地域の力に
大河原町の唯一の果樹園「斎藤果樹園」からの発案で、生産者も「これまで浪費していたりんごを買い取ってもらい、やる気が出た」と嬉しい反応を見せているとのことです。このような取り組みを通じて、地域の生産者を支援しつつ、地域全体の活性化を目指しています。
フェスティバルでも大人気
4月に開催された「おおがわら桜まつり」では、試飲コーナーが設けられており、多くの来場者がこの特製ジュースの味を楽しみました。試飲した人たちからは、「濃厚で甘さがしっかりしている」との声が多く寄せられました。
限定販売とふるさと納税
このりんごジュースは、3月28日から町内の「とんとんの丘 もちぶた館」にて先行販売がスタートし、5月末からは全8つのふるさと納税サイトに登録されます。「こうとく」りんごジュースは300mlで約1000本、「ふじ」りんごジュースは2700本の限定製造です。それぞれ異なる味わいを楽しむことができ、多くの人々に喜ばれることでしょう。
商品データ
- - 大河原産「こうとく」りんごジュース 300ml×20本:65,000円
- - 大河原産「ふじ」りんごジュース 300ml×20本:57,000円
地域の未来を見据えて
レッドホースコーポレーションでは、地元生産者とのコラボレーションを通じて、新しい地元産品の発掘やブランド化に努めています。地域資源を生かした商品開発を進めることで、地域の持続可能な発展を目指し、新たな取り組みを継続して行う方針です。
このりんごジュースの開発は地域を元気にする一つの手段であり、農家や地域関係者の「やる気」を引き出す結果につながるのです。これからの大河原町に期待したいですね。