全力優、宮城大学へ寄付で地方創生を推進
宮城県の仙台市を拠点に活動する企業、株式会社全力優が、地域の人材育成を目的とした寄付を公立大学法人宮城大学に行いました。この寄付は、七十七銀行の「77SDGs私募債」を活用して実施され、贈呈式は6月3日、水曜日に宮城大学大和キャンパスで行われました。全力優は、地方創生に取り組む企業として、自身の活動を通じて地域の未来を担う人材の育成に貢献していこうと考えています。
過酷な状況にある宮城県
近年、宮城県は若年層の東京圏への流出が深刻な問題となっています。2021年から続くこの流出傾向は、2023年および2024年も継続し、全国でもワースト1位というデータが示しています。これに伴い、地域経済には年間約400億円以上の損失が垂れこめていると試算されています。人口減少は経済への影響だけでなく、地域文化や伝統、さらには産業の継承に対する危機感を伴い、活力を失った地方が衰退していく現実が横たわっています。全力優は創業以来、この状況を直視し、解決に向けた具体的な活動を展開しています。
寄付の意義
全力優は、各地域の方々との連携をもとに、若者が魅力を感じる産業を創出することを念頭においています。特に、丸森町では「起業サポートセンターCULASTA」を拠点に、10年間で約40名の起業家を輩出し、地元住民から「町の雰囲気が劇的に変わった」と評されるまでになっています。また、大崎市の鳴子温泉エリアでは、自社のカフェを開業し、地域の活性化に寄与してきました。これらの経験を宮城大学の講義を通じて学生に伝え、実践知を提供することで、地域社会に貢献し続けています。
宮城大学との連携
宮城大学は実学重視の学風であり、地域課題の解決に向けたフィールドワークを推進しています。全力優は、このような取り組みを支えるために寄付を行い、学生たちが地域の現実を学び、将来的に「地域アントレプレナー」となる人材を育成する支援を行います。寄付を機に、より多くの大学との連携を強化し、次世代の地域人材を創出することを目指しています。
今後の展望
今後、全力優は宮城大学や他の県内の大学との協力を通じて、実践的な知識を提供するための講義を実施し、地域の課題に一緒に取り組む機会を増やします。具体的には、菅野社長をはじめとするメンバーが地域力を向上させるための講演を行うほか、インターンシップの受け入れを拡大し、新しいキャリア支援を展開する予定です。これにより、地域活性化のモデルを創出し、持続的な地域社会の実現へと繋げていきます。
全力優について
株式会社全力優は、「自治体×ビジネス」で地方創生の先頭に立つベンチャー企業です。日本初の首長向け経営情報誌『首長マガジン』をはじめとした活動を通じて、地域のイノベーションを促進しています。事業の中核である地域パートナー事業においては、起業家が地域で成功するための支援を行い、持続可能な社会の実現を目指しています。全力優は、今後も地域に根ざした企業として、地方創生をリードする存在であり続けることでしょう。