データコム、タブレットPOS用の革新データ分析アプリ「データミル」をリリース！

データコムの新たな挑戦

データコム株式会社が2024年12月16日に、タブレットPOSユーザー向けのデータ分析アプリ「データミル」を正式にリリースしました。このアプリは、小売業や飲食業におけるデータ活用を進めるものとして、店舗運営を効率化し、経営支援に寄与する力を持っています。

サービス開発の背景

小売業界では、売上や顧客の動向を正確に把握することが重要ですが、多くの事業者が「売上の増減要因が把握できない」や「データの集計に手間がかかる」といった悩みを抱えています。データコムは30年以上の経験を持ち、スーパーマーケットなどの分析を支えてきた実績があります。その知見を活かし、より多くの小売業者に役立つツールを開発する必要性を感じ、「データミル」の提供を決定しました。

「データミル」の特徴

「データミル」は、高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」と連携して動作するデータ分析アプリです。このアプリは、日別や部門別の売上実績データを活用し、次のような機能を提供します。
1. 売上の因数分解: 売上を取引数と取引単価に分解し、細かに分析できるようにします。これにより、売上増減の原因を直感的に理解できます。
2. 時間帯別/日別実績: 各時間帯や日ごとの売上実績を前年と比較し、売上のトレンドを把握できます。
3. 部門別売上実績: 月次レポートでは、部門ごとの売上実績をまとめ、どの部門の改善が必要なのか明確になります。
4. 単品売上実績: 特定商品の売れ行きがランキング形式で表示され、注力すべき商品の見極めに役立ちます。

導入方法

「データミル」の導入は非常に簡単です。まずスマレジのアプリマーケットで「データミル」を検索し、アプリの紹介ページから申し込みを行います。30日間の無料お試しや、スタンダードプランを選択できるため、自分のビジネスに合った利用方法が可能です。

今後の展望

データコムは、今後もユーザーのニーズに応じてサービスの拡充を行っていく計画です。具体的には、AIを活用した来客数予測やデータ自動分析機能の追加、また市場データ比較機能を充実させる予定です。これにより、事業者は市場動向を把握しやすくなり、より戦略的な経営が可能となります。
さらに、資金繰りをスムーズにするためのファイナンスサービスや、海外での市場展開も視野に入れており、東南アジアなどの新興市場にも積極的に進出していく考えです。

会社情報

データコムは1994年に設立され、以来小売業界に特化したパッケージシステムを提供し続けています。現在では1万店以上のデータを取り扱っており、食品スーパーマーケット業界でのシェアはトップクラスです。今後も小売業界だけでなく、他の領域へのサービス提供拡大を目指しています。

本社は宮城県仙台市に位置しており、Webサイトには詳細な情報が掲載されています。データを活用し、挑戦する全ての人々を支え続ける企業として、データコムの今後の動向から目が離せません。

公式サイト: データコム株式会社