RIMOWAスーツケース修理欠陥ランキングとその対策
スーツケース修理専門店「スーツケース修理王」は、計5万件以上の修理データをもとに、RIMOWA製スーツケースで最も修理が多い部位のランキングを発表しました。このランキングは、特に旅行愛好者にとって役立つ情報です。以下に、故障しやすい部位トップ5と、予防策を詳しく見ていきましょう。
1位:キャスター(車輪)
最も多くの修理が発生している部位はキャスターです。地面と常に接しているため、割れたり曲がったりしやすくなります。もし1つのキャスターが壊れると、他のキャスターやハウジングにも負担がかかり、さらなる故障を招く可能性があります。
予防策
破損したキャスターをそのままにしておくと、他の部分にまで故障が広がる恐れがあります。特に旅行出発前に点検を行い、問題があれば早めに交換をしましょう。
キャスターはポリウレタン製で湿気に弱いです。湿度の低い場所に保管し、定期的にホコリを拭き取ることが大切です。
壊れたキャスターがある場合は、正常なキャスターでのみ運行し、壊れた部分を地面に接触させないようにしましょう。
修理費用の目安は、1つのキャスター交換が約4,000円、作業時間はおよそ10分です。
2位:伸縮ハンドル(テレスコープハンドル)
次に多いのが伸縮ハンドルです。頻繁に出し入れを行うため、内部パーツの摩耗やバネの不具合が発生することが珍しくありません。折れや割れが見られる場合は、全体の交換が望ましいです。
予防策
規定重量を超える荷物を引くことは避け、重いものはケースハンドルを使用しましょう。
2輪走行やハンドルに荷物を掛けると負荷が集中しますので、4輪での水平走行を心がけましょう。
修理費用の目安は約7,500円、作業には30分ほどかかります。
3位:ハウジング
ハウジングはキャスターと本体を繋ぐ重要な部分で、特に強い衝撃に弱いです。旅行中に壊れやすい部分でもあります。
予防策
斜めに傾けた状態で引くと、ハウジングに過剰な負荷がかかるため、できるだけ4輪での移動を心掛けるべきです。
こちらも早期に確認が必要です。破損状態で無理に移動すると、他のパーツへの負担が大きくなります。
この修理費用は約6,900円で、作業は20分程度です。
4位:本体ボディ
RIMOWAのボディは頑丈ですが、乱暴な扱いで凹みや亀裂が入ることがあります。特に旅行保険で補償されるケースが多い部分です。
予防策
ポリカーボネート製のモデルで亀裂が発生しやすい部位なので、重い物を載せないように注意し、4輪での移動を心がけましょう。
この修理には約6,000円、作業時間は1週間程度とされています。
5位:ロック
ロック部分は、TSAダイヤルロックなどの精密機構で、非常に壊れやすい部品です。不具合が発生した場合には速やかな点検が必要です。
予防策
荷物を詰めすぎた状態でロックすると、歪みを生じさせるケースがあります。しっかりと噛み合った状態で施錠することが重要です。
この部分の修理には約6,500円、20分程度の作業時間が予想されます。
まとめ
スーツケース修理王によれば、RIMOWAの故障は比較的短時間で修理が可能な部位に集中しており、特にキャスターやハンドルの交換は、しばしば数十分以内で完了します。代表の佐野麻依さんは、「お気に入りのスーツケースを安易に買い替えるのではなく、プロの修理を利用することがサステナブルな旅行へとつながります」と語っています。旅行の前には必ず、キャスターやハンドル、ロックの状態を確認し、不安があれば専門家に点検を依頼することをおすすめします。
店舗情報
店名: スーツケース修理王 新大阪店
所在地: 大阪府大阪市淀川区西中島5-7-19 第7新大阪ビル1F
アクセス: 新大阪駅南口から徒歩4分
営業時間: 10:00~20:00(木曜定休)
電話番号: 050-8885-6545
スーツケース修理王は、旅行者の「安心」を提供するため、スピーディーな修理サービスを展開しています。お気軽に店舗へ立ち寄り、スーツケースの状態を確認してみてください!
公式サイト:
スーツケース修理王
リモワ専門修理ページ:
RIMOWA修理サービス