河北新報が選んだ!仙台・宮城のニュースTOP10
宮城県仙台市の河北新報社が運営しているニュースサイト「河北新報オンライン」は、12月12日に「読者が選ぶ!仙台・宮城のニュースTOP10」を発表しました。この調査は今年一年間にわたり、特に皆さんの印象に残ったニュースを選ぶアンケートをもとにしています。読者からの集計結果をもとに、注目すべきニュースが選出されました。
総合1位は村井知事の再選
今回の調査では、総合1位に輝いたのは、宮城県知事選に関するニュースです。現職の村井嘉浩知事が県政史上最多の6選を果たし、499票を集めました。選挙戦ではデマや中傷が飛び交い、その様子が注目を集めました。村井知事の再選は多くのメディアでも取り上げられ、地域社会における政局の動きを反映しています。
熊の出没と銃猟の施行
2位には「各地で熊の出没相次ぐ仙台では全国初の緊急銃猟」がランクインしました。熊による被害が続出している中、仙台市は全国初となる緊急銃猟を実施しました。このニュースは多くの人々に衝撃を与え、地域の安全に対する関心を呼び起こしました。
米価高騰の影響
続いて3位に選ばれたのは「米価高騰政府が備蓄米放出、仙台でも販売店に行列」です。近年の米価高騰を受けて、政府が備蓄米を放出するという決定がなされ、仙台の販売店には長い行列ができるなど、社会に大きな影響を与えました。このニュースは、食に関する経済状況を直に感じる出来事として、多くの人に届きました。
分野別の結果とポッドキャストの紹介
河北新報オンラインでは、調査結果を分野別に公開しており、特に注目したいニュースが各分野からも選ばれています。政治・行政、経済、社会、スポーツ、文化という5つの分野から50項目がノミネートされ、その中から印象に残るニュースを選んだ結果が明らかになっています。
また、河北新報では「いぎなり仙台ボイス」というポッドキャストを企画しており、取材に関わった記者やデスクがニュースの裏側を掘り下げる内容となっています。リスナーは、単なるニュースを超えた深い理解を得ることができるでしょう。
調査の詳細
調査は、利用者に対してオンラインで発表され、716件の回答が寄せられました。各分野それぞれ最大二つ選ぶ方式で、読者が強く印象に残ったニュースが集計されており、その結果を基にTOP10が決定されました。詳しい結果については、河北新報オンラインの記事ページをご覧ください。
読者が選ぶ「仙台・宮城のニュースTOP10」記事ページはこちら
こうした回顧的な視点は、地域の人々がどのようにその年を振り返り、何に関心を持ったのかを知る貴重な機会となります。今年のニュースを通じて、来年はどのような話題が浮上するのか、期待が高まります。