地域を旅する大学「さとのば大学」が新たに連携協定を締結
地域を旅する大学、さとのば大学の新たな一歩が踏み出されました。地域社会への貢献を目指し、教育メディア事業を展開する「キュリー株式会社」、地域インターンシッププログラムを手がける「合同会社ZINEN」、そして「MoonBase株式会社」が運営する地域活性化コミュニティ「Rural Labo」と連携協定を締結しました。この協定は、地域の未来を担う人材の育成と教育活動の向上、さらには地域の活性化を目指しています。
協定の内容と目的
この協定は、各団体の強みを生かし、地域社会の発展に協力するための基盤を構築することを目的としています。さとのば大学は、人材育成と教育の質を向上させるため、�地域活性化施策を共同で実施することを決定しました。これにより、持続可能な地域の成長を促進し、より豊かな社会の実現を目指します。
具体的な連携内容
1.
人材育成と教育機会の提供:各団体が主催するイベントにおいて、さとのば大学の関係者が登壇し、講演や授業を行います。
2.
指定団体推薦枠の付与:連携団体から推薦を受けた学生には入学試験料の免除が提供され、地域社会への貢献に興味を持つ若者が越境学習に参加できる機会を提供します。
なぜ新たな団体と連携するのか
さとのば大学はこれまで主に高校との連携を行ってきましたが、より多様な学びの場を提供するために、2024年9月に新たな連携団体枠を設けることを決定しました。これにより、より多くの若者に対して新しい教育機会を創出し、多様な経験を通じて成長させる環境を整えていきます。
新規連携団体の紹介
キュリー株式会社
キュリー株式会社は、「自分の可能性に挑戦したい」という中高生を支援することを主眼とし、様々な知的体験イベントを提供しています。彼らの提供する教育メディアは、5000以上の教育団体と連携し、活発なプログラムの設計を行っています。
合同会社ZINEN
ZINENは「あなたが主役」という理念のもと、個々の価値観を尊重し、自立して探究する学びを支援しています。「自立探究学習塾ティール」を運営し、地域インターンシッププログラムや教育旅行プログラムなど多彩な経験を提供しています。
Rural Labo(MoonBase株式会社)
MoonBaseが運営するRural Laboは、全国規模の地域活性化コミュニティです。約200名の若者が参加し、実際に地域でのつながりを創出するイベントや情報交換を行っています。このコミュニティは、地域への留学や体験型の宿泊施設も手がけ、地域との関わりを深めています。
連携校・団体が28へと拡大
新たな三団体との協定により、さとのば大学の連携先は28に増加しました。これにより、地域やセクターを超えた多様な取り組みが促進されます。今後も新しいパートナーとの連携を通じて、地域活性化に向けたさらに多様な施策を展開していくことでしょう。
さとのば大学について
さとのば大学は地域を巡りながら学ぶ新しいスタイルの市民大学です。プロジェクト学習とオンライン学習を融合させ、自分のプロジェクトをベースに社会と関わる学びを提供しています。2019年に設立され、現在は全国各地で多彩な学びの場を提供しています。これからも地域と共に新しい未来を創造する場として、さとのば大学は成長を続けていくことでしょう。