「ケヤキのつづき」始動
2025-12-17 13:10:31

仙台・定禅寺通で生まれる新たな生活用品たち「ケヤキのつづき」プロジェクトの全貌

「ケヤキのつづき from 仙台・定禅寺通」プロジェクトの始動



定禅寺通のシンボルである樹齢80年を超えるケヤキが、再生され新たな命を吹き込まれるプロジェクトが始まりました。その名も「ケヤキのつづき」。このプロジェクトは、一般社団法人定禅寺通エリアマネジメント株式会社と株式会社ODORIJIが共同で取り組み、2025年3月に伐採されたケヤキ材を、20種類以上の生活用品として生まれ変わらせるものです。

プロジェクト発足の背景



定禅寺通の象徴として、この場所を見守り続けてきたケヤキたち。倒木の危険性からやむを得ず伐採された数本のケヤキを、単なる不要物として処理するのではなく、その命と歴史を次の世代へつなぐためのプロジェクトが立ち上がりました。「ケヤキのつづき」という名前には、木の命の続きだけでなく、定禅寺通に込められた人々の思いや歴史を永久に継承する意義が込められています。

プロジェクトの特徴



本プロジェクトには、仙台出身の多才なメンバーが参加しています。企画のリーダーとして活躍するのは、数々のヒット商品を世に送り出してきた古原 徹氏。他にも、大人気YouTubeチャンネル「令和の虎」で名を馳せた家具職人ウォレン・ジェフリー氏などが参加し、製品の制作を手掛けています。街の記憶を形にするため、コースターや時計、一輪挿しといった日常的に使用できるアイテムへと加工します。さらに、収益の5%を「定禅寺通まちづくり基金」へ寄付し、次世代の植樹や環境保全活動に寄与する循環的な仕組みを築くことも目指しています。

製品の紹介



製品は、「Lived in Jozenji street」という刻印が施され、定禅寺通での木の歴史を表現しています。加えて、伐採時に発生した樹皮は無駄にせず、染織工房で「ケヤキ染め」のストールやハンカチとして生まれ変わります。主なラインアップには、壁掛け時計やブックエンド、コースター、ペン立てなど多種多様なアイテムが取りそろえられています。これにより、購入者は日常的に仙台の記憶を身近に感じることができるのです。

今後の展開



2025年12月18日からクラウドファンディングが開始されます。資金の一部は、今後予定されている大型家具の製作に使われる予定で、最初の目標としては2026年6月頃に新プロジェクトの発表も予定されています。また、同月19日には定禅寺通でメディア向けの発表会が開催され、開発の裏側や製品への情熱を直接体験できる機会も設けられます。

プロジェクトメンバー



このプロジェクトには、上記の他にも様々な専門家が参加しています。仙台に12年間住んでいた佐々木 和之氏を始め、若手大学生や地域で活動するクリエイターなどのアイデアも取り入れています。彼らの思いを結集し、このプロジェクトに集うことで、ケヤキたちの物語を新たな形でつむいで行くことを目指しています。

まとめ



「ケヤキのつづき」は、地域の歴史を生かしつつ、新たな未来を創出する取り組みです。あなたもこのプロジェクトを通じて、仙台の豊かな自然や文化を感じてみませんか。サステナブルな製品を手に取ることで、街の一部となり、次の世代たちへ思いをつなげていくことができます。クラウドファンディングの詳細やプロジェクトの最新情報は、公式ウェブサイトやSNSで随時チェックください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

関連リンク

サードペディア百科事典: 仙台 定禅寺通 再生プロジェクト

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。