本マグロが登場!
2025-05-15 14:28:21

くら寿司の新しい挑戦!本マグロの委託養殖で持続可能な漁業を実現

くら寿司の新しい取り組み:本マグロ委託養殖の初出荷



回転寿司チェーンの「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社のグループに所属するKURAおさかなファーム株式会社が、2023年8月より委託養殖で育てられた本マグロの初出荷を行いました。このマグロは、無添蔵中目黒店やグローバル旗艦店などで寿司ネタとして提供される予定です。

本マグロ養殖の背景



日本の漁業は、世界的な魚介類の需要の増加や燃料費の高騰、漁業従事者の不足といった様々な課題に直面しています。くら寿司はこのような状況を受けて、10年以上前から国内の漁業の振興に力を入れてきました。具体的には、天然魚と養殖魚を問わず、持続可能な漁業を実現するための取り組みを進めてきました。

KURAおさかなファームの設立



この努力の一環として、兄弟会社であるKURAおさかなファームは2021年に設立されました。これは回転寿司チェーン初の水産専門会社であり、同社は全国の生産者との連携を図り、委託養殖や自社ファームでの養殖を通じて持続可能な漁業を実現しようとしています。

本マグロの養殖と販売



今回、KURAおさかなファームが出荷した本マグロは国際的に管理されている魚種であり、水産資源の保全に配慮した養殖が行われています。このような取り組みの中で、安定的に本マグロを供給できる体制を整えており、魚の全量買い取りを約束することで生産者の負担を軽減し、持続可能な生産環境を整えています。

都内での販売計画



今後、本マグロは「無添蔵中目黒店」に加えて、関東圏の都市型店舗として約50店舗で販売予定です。これにより、より多くの食客に高品質でリーズナブルな本マグロ寿司を提供することが可能になります。

未来に向けての展望



日本の漁業環境は厳しさを増す一方ですが、くら寿司は安定した供給とコスト管理を徹底し、質の高い商品を提供することを目指しています。KURAおさかなファームは、サステイナブルな漁業の推進により、地元の漁業にも貢献し、地方創生や若者の漁業従事を促進する取り組みを行っています。

サスティナブルな漁業を目指して



くら寿司が設立したKURAおさかなファームは、オーガニックな生産やAIとICTによるスマート養殖を提案し、これらの技術を駆使して人手不足の解消や労働環境の改善を目指しています。このように産業全体が抱える問題に真正面から取り組む姿勢は、他の企業にも大いに参考にされるべきです。

まとめ



サステイナブルな漁業の実現に向けたくら寿司の新たな挑戦は、本マグロの初出荷という形で具現化されました。持続可能な養殖や生産者との連携を通じて、今後も多くの人々に愛される寿司を届けていくことでしょう。さあ、無添蔵中目黒店のオープンと共に、ぜひ味わってみてください!


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