災害支援の新たな形
2025-07-10 19:42:20

災害時に無償で車を提供!日本カーシェアリング協会の支援活動

災害時に無償での車貸出し支援を提供



一般社団法人日本カーシェアリング協会(以下、「協会」)は、2025年7月10日から10月8日までの90日間、全国で災害時に寄付された車両を無償で貸し出す取組みを行います。この活動は、被災者の生活再建をサポートすることを目的としています。

昨年度の支援活動


昨年の能登半島地震では、協会は5000件以上の車両無償貸出を実施し、現在も支援活動が続いています。この際に運搬や維持管理のために発生した経費は1億円を超え、その費用は車両の安全性を維持するためにも必要不可欠です。各地に設置された支部のおかげで、迅速に支援が行えましたが、その維持にも多大なコストがかかります。このような財政的な負担を軽減するため、今回のクラウドファンディングを立ち上げました。

クラウドファンディングの目的


今回のクラウドファンディングで集まった資金は、大きく以下の4つの項目に充てられます。

1. 貸し出し車両の維持管理費: 車両の定期点検や保険の費用など、安全に貸出しができる状態を保つため必要です。
2. 車両運搬およびスタッフ活動費: 被災地への車両運搬や、スタッフの移動にかかる交通費や燃料費など。
3. 支援拠点の整備: 全国的に車両を保管できる場所の賃貸料や常設支部の運営コスト。
4. 迅速な支援体制の構築: 全国どの地域で災害が起きても、すぐに車が届けられるようにするための取り組み。

これらの費用が確保されることで、協会は被災者が一日でも早く日常生活に戻れるよう、迅速に「移動の足」を届けられる環境を整えます。

代表理事のメッセージ


代表理事の吉澤武彦は、「災害時に車両が不足する状況を変えるため、具体的な行動を取ります。私たちは、“災害で車を失ってもすぐに支援を受けられる”社会を目指しています。皆様の支援が、その実現を加速させます」と語っています。

クラウドファンディング概要


  • - プロジェクト期間: 2025年7月10日 8:00 - 10月8日 23:00(90日間)
  • - 目標金額: 600万円
  • - 資金使途: 災害時の無償貸出し支援の財源確保や支部の設置・運営費用
  • - プロジェクトページ: リンクはこちら

協会は、全国の地域で発生する災害に対し、迅速で安定的な車の支援を届けるための体制を確立していきます。皆さまの温かいご支援を心よりお待ちしております。

団体概要


  • - 団体名: 一般社団法人日本カーシェアリング協会
  • - 代表者: 代表理事 吉澤武彦
  • - 本部住所: 宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
  • - 設立: 2011年4月(法人化は2011年7月)
  • - ホームページ: 公式サイト

さあ、皆さんも共に「災害で車に困らない社会」を目指しましょう。


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