くら寿司の授業
2025-10-31 11:02:30

子どもたちが学ぶSDGs!くら寿司の出張授業に注目

くら寿司と一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねが共同開催する出張授業「お寿司で学ぶSDGs」が、2025年11月13日(木)に松江市の宍道小学校で行われます。この授業は、日本の海洋環境や食に関する問題を子どもたちに伝え、彼ら自身の行動に結びつけることを目的としています。

この特別授業は、様々な海洋環境の問題や食品ロスの課題に対して、子どもたちに自ら考え、解決策を見出す力を育むものです。プログラムの内容は、分かりやすく、興味を引くような工夫がされており、楽しみながら学べる構成となっています。

授業の目的と趣旨


近年、漁業資源の減少や魚の偏在、食品ロスは深刻な問題となっています。この授業を通じて、子どもたちが「海の恵み」を大切にし、その保護について考える機会を創出することが重要です。カリキュラムでは、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」などをテーマにしています。

ユニークな授業内容


授業は3つのパートで構成されています。まず、海と日本プロジェクトinしまねが実施した「隠岐めしと歴史探険隊」に関連する体験学習の映像が上映されます。この体験では、隠岐諸島の海洋資源や郷土料理について学び、隠岐の豊かな海からの恵みや、その背後にある問題について理解を深めます。

次に、「お寿司屋さん体験ゲーム」が行われます。ここでは、子どもたちが実際に寿司を提供し、注文に応じて料理する楽しさとともに、過剰提供や廃棄がどのような影響を及ぼすかを体験します。この活動を通じて、子どもたちは食品ロスについての感覚を養うことができます。

最後のパートでは、問題解決のためのグループ討議が行われます。児童たちは、低利用魚の活用方法やICT技術を駆使した対策を考えて発表し、自らの意見やアイデアをもとに行動に移す力を育みます。これによって、持続可能な社会づくりに向けた重要性を肌で感ることができるでしょう。

継続的な学びの場


この出張授業は、宍道小学校だけでなく、松江市内の他の3校でも開催され、未来の世代に豊かな海を引き継ぐための学びの場を提供しています。参加することで、子どもたちは地域の実情を理解するとともに、私たちの食文化と環境問題についての意識を高めていきます。

おわりに


「くら寿司×海と日本プロジェクトinしまね」の出張授業は、子どもたちにとって貴重な学びの機会と言えるでしょう。彼らが学ぶことは、未来の海洋環境保護の第一歩になるかもしれません。ぜひ注目してみてください。


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