宮城から全国へ！今野雅生がアトツギ甲子園で魅せた新たなドッグライフ提案

2025年2月20日、東京の大手町で行われた「アトツギ甲子園」決勝に、宮城県の代表として参加した今野雅生さん。彼は、株式会社カーネ・ラ・ヴィータの経営企画室室長であり、伝統edな警察犬訓練所の3代目としてその重責を担っています。

初の受賞に導いた熱意

今野さんのプレゼンテーションタイトルは「究極のドッグ保育園人と犬の新しいライフスタイルを創造」。この発表は、北海道・東北大会で見事に優勝し、新たに設けられた北海道経済産業局長賞と東北経済産業局長賞を獲得するなど、高い評価を受けました。

彼はこのピッチイベントにおいて、社会課題に目を向け、犬と飼い主のより良い関係を築くための新たな取り組みを紹介。残念ながら全国大会では受賞には至らなかったものの、その熱意に多くの来場者が心を打たれました。

ペット業界の抱える課題に向き合う

今野さんは、自身が経営に携わるカーネ・ラ・ヴィータが抱えるペット業界特有の課題に真摯に向き合っています。「ペット養成の在り方や諸問題を解決することが、ビジネスとして重要であると考えています」と彼は語ります。愛犬との楽しい生活を夢見て犬を飼った際、しつけやコミュニケーションの難しさに直面する飼い主も多く、その解決に多くの力を注いでいます。

参加者からの反響

プレゼンテーションを終えた後、今野さんは参加者から多くの声をかけられました。「ペット業界にはこんな課題があったなんて知らなかった」といった驚きの声から「この事業は絶対に成功すると感じた」「私の犬も預けたい」という励ましの言葉まで、彼に寄せられた反応は非常に多様でした。それが、彼にとって最大の励みとなったのです。

今後のビジョン：ペット整体と新しいサービス

今野雅生さんは、第一にペット整体の資格を2024年に取得し、宮城県初のペット整体協会認定ペット整体師になることで、新たな事業展開に向けた一歩を踏み出しています。彼の理念「犬の能力を最大化し、人とペットの幸せに貢献する」をもとに、地域に根ざした企業としての成長を目指しています。現在、株式会社カーネ・ラ・ヴィータでは、犬のしつけや整体サービスを通じて、飼い主と愛犬の快適な生活をサポートしており、しつけの成功率も高まっています。

経済産業省中小企業庁主催の意義

「アトツギ甲子園」は、中小企業の後継者による新規事業アイデアの発表の場でもあり、全国から189名が参加してきました。今野さんのように地元の特性や伝統を核にした新たなアイデアは、地域経済の活性化にも大きく貢献します。このような機会を与えてくれる場に、感謝の意を表する今野さんは、「今後も業界と地域に貢献し続けたい」と熱く語ります。