セブン‐イレブンと日本ロジスティクスが受賞
令和7年度の物流パートナーシップ優良事業者表彰において、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、社長:阿久津 知洋)は、日本ロジスティクス協同組合と共同で部門賞「物流DX・標準化表彰」を受賞しました。この素晴らしい成果は、2025年の物流課題に向けた様々な取り組みの結果です。
この受賞は、物流分野でのさまざまな課題解決を促進するための努力が評価されたものです。セブン‐イレブンは、物流の効率化や脱炭素推進の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けています。具体的には、物流パートナーとの連携を強化し、納品便の集約や曜日別の納品時間の変更を行い、積載率の向上を目指しています。
受賞の背景にある取り組み
今回の受賞は、「24年問題を契機にした物流課題解決に向けた多面的な取組施策」が評価された結果です。セブン‐イレブンは、物流の効率化だけでなく、地球環境の保護にも注力しています。例えば、夜間納品便の集約を通じて配送効率を向上させ、環境への負荷を軽減する取り組みが行われています。一方で、曜日別の納品時間変更により、新商品の発売に伴う物流波動にも柔軟に対応し、無駄のないサプライチェーンを実現しています。
具体的な施策
日配品での夜間納品を9500店舗で実施中。おにぎりやサンドイッチなどの食料品において、効率的な納品を済ませることで配送員の負担を軽減しました。
新商品の発売に伴い、物流の波動を考慮して月曜日と火曜日の納品時間を変更。長年蓄積されたデータを基に、より効率的な配送を実現し、積載率の最大化を図っています。
これらの取り組みは、ただ効率性を求めるだけではなく、CO₂排出の削減という観点からも大きな意味を持ちます。セブン‐イレブンは、この道のりを一歩一歩進め、環境負荷の低減にも力を入れていきます。
賞の発表と受賞の意義
グリーン物流パートナーシップ会議が主催するこの表彰は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会や経済産業省などの協力に基づいています。毎年、物流において顕著な功績を上げた取り組みを評価し、持続可能な社会の実現に向けた模範となる事業者を表彰しています。セブン‐イレブンと日本ロジスティクスが受賞したことは、今後の事業運営に一層の責任感を与え、持続可能な物流改革が進むことを期待させます。
このような取り組みが広がることで、より多くの企業が同じ方向に進み、持続可能な社会を築くための一助となることを信じております。今後もセブン‐イレブンは、物流課題の解決に向けて粘り強く取り組んでまいります。