シェルパ、新たな技術顧問に鈴木潤教授を招く
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、2025年5月1日より東北大学の鈴木潤教授が外部技術顧問に就任することを発表しました。これは、同社が掲げる「利益とサステナビリティが融合する世界を実現する」というビジョンに基づき、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を活用していく狙いがあります。
新たな技術基盤の強化
鈴木教授は、人工知能(AI)、自然言語処理、機械学習の専門家であり、広範な研究を行ってきた研究者です。今回の就任により、シェルパのAI事業部は、彼の豊富な知見や経験を基に、技術的なアドバイスを受けながら共同研究を進め、技術基盤をより強化することが期待されています。
東北大学が持つ自然言語処理に関する国内有数のAI研究グループの研究成果が、シェルパのESGデータ処理能力向上に寄与することが見込まれています。これにより、非財務情報の活用がより効率的に行えるようになり、サステナビリティ経営を高度化する支援が実現されるのです。
サステナビリティ経営支援の新しいアプローチ
シェルパは、サステナビリティ・データプラットフォームの実現に向けて、AIや自然言語処理などの先端技術を積極的に活用しています。今後、鈴木教授が参加することで、業界におけるサステナビリティ経営のスタンダードを確立することを目指します。
具体的には、ESGデータを含む非財務情報を扱うプロダクトの品質向上や、新規プロダクトの開発に取り組む予定です。これにより、企業が持つ膨大なデータを整理・分析しやすくし、効率的な活用を促進します。
鈴木教授のコメント
鈴木教授は、就任にあたって「これまで25年にわたり自然言語処理やAIの研究に携わってきました。特に、業界特有の膨大な非財務データを扱うシェルパの事業には、私の研究が役立つ場面が多いと考えています」と語っています。また、データと技術を駆使して新たな価値を創出することに意欲を見せています。
会社概要
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社は、東京都品川区に本社を置くスタートアップ企業で、2019年に設立されました。主に、ESG情報開示支援を行っており、最近では「SmartESG」というクラウドサービスの提供を行っております。さらに、ESGとサステナビリティに特化したメディア「ESG Journal Japan」や、専門家によるコンサルティングサービスも展開中です。
守るべき未来へ
シェルパは、今後も先端テクノロジーとESGの専門知識を融合させ、企業のサステナビリティ経営の一助となるべく取り組みを続けていく所存です。新たな顧問の就任を機に、様々な革新がもたらされることを期待しています。