橋本店の新プラットフォーム
2025-05-21 11:40:19

宮城のゼネコン・橋本店がCO2排出量を可視化する新プラットフォームを導入

宮城県の橋本店が新たに取り組むCO2排出量可視化



宮城県を拠点に活動するゼネコン、株式会社橋本店が、環境保全活動の一環として新たに導入したのが「EcoNiPass(エコニパス)」です。このプラットフォームは、建設現場におけるCO2排出量を見える化するためのツールであり、業界全体の環境への意識を高めることを目的としています。

橋本店の環境への取組み



橋本店は長年にわたり、環境保全に関する取り組みを推進してきました。例えば、自動車通勤の短縮を通じてCO2削減を図るなど、カーボンニュートラルを目指す活動に対して積極的です。しかし、これまでに収集していたデータの集計には多くの時間と労力がかかっており、業務の効率化が求められていました。そこで、現場の負担を軽減しつつ、効果的に排出量を管理するために「EcoNiPass」が導入されたのです。

EcoNiPassの機能と利点



「EcoNiPass」の大きな特徴は、CO2排出量をサクッと算出できる仕組みです。具体的には、レシートや請求書に記載された燃料使用量を基に排出量を計算します。データ収集も簡単で、必要な情報をPDFファイルとして指定のフォルダに保存するだけ。さらには、入力代行サービスを利用することで、集計にかかる負担を大幅に減らすことが可能です。

また、工事が完了した後のCO2排出量データの閲覧には追加料金が一切かからない、建設業界に特化した料金体系も魅力です。これにより、特に建設現場で使われる約40種類の重機のCO2排出量を効率的に把握できるようになりました。

環境意識の向上と具体的な成果



「EcoNiPass」の導入によって、現場の若手責任者を中心にカーボンニュートラルへの意識が高まっています。CO2排出量のデータを正確に管理することで、Scope1やScope2における排出量削減策を具体的に検討できるようになりました。ここで得たデータからは、例えば「CO2排出の約70%は燃料由来で、そのうち55%が重機による軽油である」という重要な傾向も明らかになっています。

さらに、特に冬期の工事に関しては、コンクリートに必要な加熱作業によるヒーターからの排出量など、さまざまなデータを収集・分析することが可能となり、これを元にさらなる改善策を検討しています。

まとめ



このように、株式会社橋本店が導入した「EcoNiPass」は、CO2排出量の見える化を通じて、環境保全のための新しい仕組みを提供しています。今後もこの取り組みが地域のゼネコンに広がり、業界全体での環境意識の向上とCO2削減が促進されることが期待されます。さらなる詳しい情報は、こちらからご覧いただけます。


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