七十七銀行新入行員向けセミナーがプレコンセプションケアを紹介

セミナーで学ぶプレコンセプションケア

2025年6月11日、宮城県仙台市にある七十七銀行は、新入行員に向けた特別なセミナーを開催しました。このセミナーのテーマは「将来のために正しく知ろうープレコンセプションケアをはじめようー」。

セミナーの目的と背景

このセミナーは、株式会社ファミワンの看護師・不妊カウンセラー、小澤彩加氏が講師として登壇し、プレコンセプションケアの重要性について解説しました。ファミワンは「子どもを願うすべての人に寄り添う社会」を目指しており、特に福利厚生や地域への支援を行っている企業です。この取り組みの一環として、七十七銀行と協力し、職場における健康意識の向上を図っています。

プレコンセプションケアとは

プレコンセプションケアは、妊娠を考える人に向けての事前準備を指し、心と体の健康を整えることを目的としています。このセミナーでは、ライフプランやキャリアプランについても触れられ、将来的に家族を持ちたいと考える新入行員たちにとって役立つ知識が豊富に紹介されました。心身を整えることで、選択肢を広げることができるというメッセージが強調されました。

参加者の反応

セミナー後半では、参加者自らがライフデザインシートに将来の夢を書き込むワークが行われ、積極的な参加が見られました。これは、彼らが自分の未来のビジョンを具体化し、自分自身を見つめ直す貴重な機会となったことでしょう。新入行員たちは、プレコンセプションケアだけでなく、自身のキャリアに対する考え方にも新たな視点を得たことに違いありません。

ファミワンの福利厚生サービス

ファミワンの提供する福利厚生サービスは、専門家によるセミナーや健康相談を通じて、企業の健康経営をサポートします。この取り組みは社員の心身の健康を重視しており、特に女性が抱える健康課題に対する理解を深めることに力を入れています。対象となる従業員は、オンラインで心理士や看護師、キャリアコンサルタントと相談でき、匿名性の高い環境が提供されています。

また、これまでの取り組みとして、小田急電鉄やANAなど大手企業への導入実績があり、自治体への支援も様々な地域で行っています。特に、今後の社会においては、妊娠や出産に対する認識を深めることが求められています。

地域への影響

七十七銀行は、地域に根ざした活動の一環として、こうしたセミナーを通じて従業員の健康をサポートするだけではなく、地域全体に対する健康意識の向上にも寄与しています。このような取り組みは、地域社会の活性化にもつながる重要なステップです。

今後も、企業や自治体が連携し、プレコンセプションケアの重要性を広めていくことが期待されます。これからの社会において、健康で幸せなライフスタイルが実現されることを願います。