自己探求と地域貢献を両立する新たな旅
2025年9月16日から29日の間、滋賀県犬上郡多賀町で新たな試み『ふるさとワーキングホリデー』が実施されます。これは特定非営利活動法人おおたき里づくりネットワークと認定NPO法人Cloud JAPANが共同で行うプログラムで、地域の課題解決を図りつつ参加者が自己探求を深めることを目的としています。
ふるさとワーキングホリデーの背景
多賀町は、人口減少や空き家問題といった現代の社会課題に直面していますが、豊かな自然と歴史的な文化が息づく地域でもあります。このような背景の中で、おおたき里づくりネットワークは地域住民が主体となり、空き家の活用や地域商社の設立などを進めています。一方、Cloud JAPANは宮城県での地域貢献活動を通じて多くの関係人口を育んできた実績があります。
この取り組みでは、参加者が自己探求をしながら地域に貢献する「関係人口2.0」に参加する新しいスタイルを提供します。今までに愛媛県伊予市での取り組みが成功しており、滋賀県内での実施は今回が初となります。
プログラムの内容
本プログラムでは、参加者は14日間の滞在を通じて以下のアクティビティに参加します。
- - 期 間: 2025年9月16日(火)~29日(月)
- - 定 員: 10名(先着順)
- - 参 加費: 10,000円(税込) ※現地の支援やワークショップ費用を含む
- - 滞在施設: リノベーション空き家(ドミトリー形式、風呂・トイレ付き、共同自炊可能)
- - 就労内容: 地域の農林業支援やゲストハウス運営補助、地域DX推進など、原則5日間の作業を行います。
日々のスケジュール
- - Day1: 歓迎会&オリエンテーション
- - Day2: まちめぐりと自己探求ワークショップ
- - Day3-7: 就労活動
- - Day8: 自己探求ワークショップと多賀人訪問
- - Day9-10: 自由探求や地域イベント参加
- - Day11-12: 追加の就労活動
- - Day13: 自己探求ワークショップと成果共有会
- - Day14: クロージング及び送別会
参加するための条件
参加希望者は18歳以上で、全日程に参加できることが求められます。応募は2025年8月19日(火)23:59まで受け付けており、オンラインエントリーフォームから申し込みが可能です。
事業に対する想い
認定NPO法人Cloud JAPANの代表、田中惇敏氏は「静かな里山で自分と向き合い、地域の中で自らの経験を活かしていくことが、参加者自身や地域に新たな息吹をもたらすと信じています」と語っています。
この貴重な機会を通じて、参加者は新たな自分と出会い、地域に貢献する充実した時間を過ごすことができるでしょう。
詳細情報や申し込みに関しては公式サイト(
ふるさとワーキングホリデー)をご覧ください。