一の坊ソト活の魅力
2025-07-23 18:42:23

地元生産者との絆を深める「一の坊ソト活」の取り組み

地元生産者との絆を深める「一の坊ソト活」の取り組み



株式会社一の坊が展開する「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊(TM)」の第20回目が7月14日、宮城県栗原市の養豚場「株式会社しわひめスワイン」にて実施されました。この活動は、ホテルの料理長が地元の生産者を訪ね、その思いや食材のこだわりを学ぶものです。

食の安全性と持続可能性の重要性


近年、消費者の食に対する意識は高まっており、食の安全性や持続可能性に対する関心が急増しています。日本の豚肉の自給率は約50%ですが、その多くは輸入飼料に依存しています。この背景を踏まえ、株式会社一の坊では、国産穀類100%の飼料で育てた豚の魅力を知ってもらうべく、「一の坊ソト活」を推進しています。

株式会社しわひめスワインのこだわり


訪問先の「株式会社しわひめスワイン」では、東北で生産されたとうもろこしや飼料米を100%使用した飼料で豚を育てています。これにより、従来の輸入飼料に頼らない自給率向上に寄与し、地域農業の活性化を図っています。畜産と水田農業の連携も進められており、地域内での資源循環が行われています。水田の管理にあたり、農業の担い手不足という課題にも取り組んでいます。

「みちのくの心意気」プロジェクトの成果


この取り組みは伊藤忠飼料株式会社が主導する「みちのくの心意気」プロジェクトの一環でもあります。令和5年には「第11回グッドライフアワード」で実行委員会特別賞を受賞し、地域循環共生圏の理念を具現化したことが評価されました。

お客様へのサービスへの生かし方


「一の坊ソト活」では、現場での学びをホテルの料理やサービスに活かし、安心安全な食材の魅力をお客様に伝えています。例えば、今回訪問で得た知識や生産者のこだわりをメニューや食材説明を通じて紹介しています。これにより、消費者と生産者との距離が縮まり、より深い理解が得られます。

地元食材を使ったメニューの紹介


一の坊のレストランでは、国産穀類で育てた豚を使用した「みちのくの心意気の柔らか煮」や「みちのくの心意気のソテー」を提供中です。料理長が直接学んだ知識によって、赤身が柔らかく、脂身も美味しい、鮮度抜群の豚肉が、お客様に楽しんでいただけます。これは、お客様にとって地元の特産品を楽しむ良い機会となります。

まとめ


「一の坊ソト活」は、ただの訪問活動にとどまらず、教育と地産地消という二つの観点から地域と消費者を結ぶ大切な役割を果たしています。これからも地域とともに成長し、より多くの魅力的なメニューを提供し続けていきたいと考えています。私たちもその活動から多くのことを学び、食の大切さを再認識する機会を持てることを嬉しく思います。


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