仙台での街頭募金活動のご案内
2025年3月11日、仙台市で大学生ボランティアと共に、東日本大震災からの支援活動を継続するための街頭募金が行われます。この活動は、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)が主催し、被災地の子どもたちをサポートするためのものです。
震災から14年が経過した今、その記憶が風化していく中で、CFCのボランティア代表、中村清乃さんは「震災を経験した自分たちが、地域の方々と共に具体的な行動を通じて思いを共有したい」と語ります。このような気持ちを持って、彼女たちは地域の人々に支援の重要性を伝える機会にしたいと考えています。
募金活動の詳細
ボランティアたちが立ち上げたこの募金活動は、2025年3月11日(火)の11時から16時まで、仙台三越近くとファミリーマート仙台駅前店付近で実施されます。この募金で集まった寄付金は、震災で影響を受けた地域に住む子どもたちが利用できる「スタディクーポン」の費用に充てられます。
スタディクーポンは、経済的支援を必要とする子どもたちに学校外での学びや習い事の機会を提供するもので、子どもたちが成長するための大切なサポートとなります。CFCは現在も、物価高騰や経済的な支援を必要とする家庭が多く存在する中、学びの機会を提供することに注力しています。
CFCについて
チャンス・フォー・チルドレンは、2009年に設立され、2011年には被災地支援を目的として本格的な活動を開始しました。それ以降、被災地域の子どもたちの学びを支えるために、毎年このような活動を行っています。大学生ボランティアが子どもたちと定期的に面談し、学習や進路の相談を行うなど、しっかりとしたサポート体制を築いています。
CFCの代表者である今井悠介氏と奥野慧氏は、地域の子どもたちが安全に学び、成長できる環境を作ることを目指し、日々活動を続けています。このような取り組みがあるからこそ、被災地域は少しずつでも明るい未来に向かって歩むことができるのです。
参加方法と連絡先
この募金活動に参加したい方や、取材を希望される報道関係者の方々は、CFCの公式ウェブサイトまたは連絡先にアクセスしてください。電話は平日11時から17時まで対応しています。メールでのお問い合わせも受け付けています。詳細は以下の通りです。
私たち一人ひとりができる支援を考え、この活動に参加することで、地域の絆を再確認し、未来を育む力となることを期待しています。