スーツケース修理王が明らかにした破損部位トップ5とは？

スーツケース修理王、破損部位トップ5を発表

近年、スーツケースの利用が増加し、旅行に欠かせないアイテムとなっています。しかし、頻繁に使用されるスーツケースは、時に壊れてしまいます。そんな中、スーツケース修理の専門サービス『スーツケース修理王』が、5万件を超える修理データをもとに、特に壊れやすい部位のトップ5を発表しました。

1位：キャスター

最も多く修理依頼が寄せられた部位は、スーツケースのキャスターです。キャスターは地面との接地面で使われるため、割れたり折れたりといった故障が頻繁に発生します。特に4輪タイプのスーツケースでは、1つのキャスターが壊れると移動が困難になるため、その修理が急務となります。驚くことに、キャスターの交換は最短10分で完了する場合があり、スピーディーな対応が可能です。

2位：伸縮ハンドル

次に多いのが伸縮ハンドルの故障です。この部位は頻繁に出し入れされるため、内部のレバーやバネが劣化しやすく、引き出せなくなったり、戻らなくなったりする問題が発生します。また、廉価なモデルでは、ハンドル自体が曲がってしまうことも。『スーツケース修理王』では純正部品がなくても適合する代替品を用いて修理でき、他にはない技術力が魅力です。

3位：TSAロック

第三位にはTSAロックの故障が入ります。開閉不能やダイヤルの不具合は、旅行中に困りごとを引き起こします。また、荷物検査時に空港職員によって壊されることもあります。修理王では、ロック解除から完全交換まで広く対応しており、最近では非TSAタイプの鍵をTSAロックに改造する依頼も増えているそうです。

4位：ケースハンドル

第四位はケースハンドルです。荷物の上げ下ろしの際に力が集中するため、破損が起こりやすく、ネジの緩みやグリップの劣化などが見られます。海外の空港で乱暴に扱われて折れることもありますが、スーツケース修理王では短時間での修理が可能で、多くの顧客が即日修理を希望しています。

5位：ボディ

最後に5位にランクインしたのが本体ボディの亀裂や凹みです。ハードタイプのスーツケースは特に海外旅行時に荒く扱われがちで、修理にかかる費用も高額になります。しかし、旅行保険を利用して修理費をカバーできることが多く、スーツケース修理王ではその申請をサポートしています。ボディ修理には数週間かかる場合もありますが、その間には代替のキャリーケースを貸し出しています。

まとめ

スーツケース修理王の代表、佐野麻依氏は「壊れたスーツケースをすぐに買い替えるのではなく、プロの力を借りて修理する選択を知ってほしい」と語ります。また、旅行前にはしっかりと事前チェックを行うことでトラブルを防げるとも提言しています。店舗ではLINEやWebからの無料見積も可能で、スムーズな修理が実現できます。国内外の旅行需要が高まる中、スーツケース修理王は「壊れても安心」な旅を提供するため、全国規模でのサービス拡充に努めています。