やよい軒、インドネシア進出の第一歩
株式会社プレナスが展開する国内No.1定食チェーン『やよい軒』が、ASEAN最大の経済国インドネシアにて1号店をオープンしました。この新店は、インドネシア市場における本格的な展開を意味しており、今後5年内に10店舗という拡大を目指しています。
インドネシアの巨大市場
インドネシアは2023年に約2.8億人の人口を抱え、世界で第4位の国です。若年層が多く、経済成長が著しいため、外食市場も拡大しています。そしてなんと、外食を楽しむ国民の割合が世界平均を上回っています。ショッピングモールで食事を摂ることが一般的なため、現地での定食チェーンの需要は高まりつつあります。
やよい軒は、2006年にタイへ初出店以来、成功した海外ノウハウを活用し、インドネシアでも好調なスタートを切りました。1号店の「YAYOI GANDARIA CITY MALL」は、周囲の市場と比較しても売上が上回るなど順調に推移しており、今後のさらなる展開が期待されています。
和のスタイルを重視した店舗設計
新店舗のデザインは和を基調としており、日本の食文化を感じさせるアットホームな雰囲気を醸し出しています。客席は77席用意され、ゆったりと食事を楽しむことができます。また、注文はテーブルタブレットを使用し、キャッシュレスやセルフサービスを排除して、スタッフによる手厚いサービスが提供されています。
メニューの多彩さ
やよい軒のメニューは、肉、魚、野菜をバランスよく配置した和の定食を中心に構成されています。開店時には、計18種の和定食や、7種の丼物、さらに2種のうどんが登場。価格帯は600〜1,600円と、手頃でありながら本格的な味わいを提供します。代表的なメニューには、すき焼き定食が145,000Rp(約1,420円)、ひつまぶし定食が160,000Rp(約1,560円)など、様々な選択肢が揃っています。
インドネシア市場での将来の展望
やよい軒は今後もインドネシア市場における成長を視野に入れ、新店舗開設を進める意向です。この過程で培った経験やブランドイメージを活かし、現地のニーズに合ったサービスを提供していくことが求められます。日本の良さを世界に発信する役割を果たしながら、さらなる店舗展開を果たしていく姿勢は、多くの人々に支持されることでしょう。
最後に、やよい軒の進出がインドネシアの外食文化に新しい風を吹き込み、日本食の魅力を広めるきっかけとなることを期待しています。