ブルーベリー開発
2024-12-25 14:12:16

宮城の食品ロス削減に向けたブルーベリー加工品開発プロジェクトの始動

宮城県のブルーベリーを活かした新たな商品開発プロジェクト



宮城県亘理郡山元町に位置する株式会社山元ヒルズファームが、尚絅学院大学と協力し、ブルーベリーの収穫後の損失を減少させることを目的とした加工商品の開発プロジェクトを始動しました。2024年11月25日、尚絅学院大学において同社の代表取締役小林幸男氏が講義を行い、この取り組みの重要性や背景が語られました。

開発の背景



今年の異常な猛暑により、ブルーベリーの収量は予想を下回る結果となり、収穫後の食品ロスを最小限に抑える方法が求められています。山元ヒルズファームでは、この機会を活かして、ブルーベリーをより多くの人々に楽しんでもらえるよう、加工品の開発に着手することになりました。

この取り組みは、ただの収穫を超えて、消費者に新しい食の選択肢を提供し、ブルーベリーの価値を高める狙いがあります。また、大学との連携は、若い世代に一次産業の重要性を伝えるきっかけとなることも期待されています。学生たちが栄養バランスを考慮した商品を企画し、時代のニーズに合った魅力的な商品が誕生することが目指されています。

商品開発の多様性



プロジェクトでは、ペット用や高齢者向けの栄養価に配慮した商品など、幅広い層をターゲットにした商品開発が進められています。これにより、ブルーベリーの美味しさを楽しむだけでなく、健康へも貢献することが可能になります。

また、学生たちはそれぞれの専門知識を活かし、ブルーベリーの特性を生かした独自の加工品を生み出し、消費者にとって新たな選択肢となることを目指します。これまでにはなかった多様な使用方法は、地域経済の活性化にも寄与するでしょう。

教育と地域連携



尚絅学院大学は、キリスト教系の4年制私立大学で、地域との密接な連携を大切にしています。SDGsへの取り組みを通じて、学生たちは地域の課題に触れ、実践的な学びを得る機会となります。今回のプロジェクトは、「健康栄養学」の授業内で取り組まれており、多方面の学生が関わることで新たな視点と創造性が生まれることが期待されています。

続く挑戦



今後の収穫シーズンには、ブルーベリーの他にもいちごや小玉スイカの収穫が予定されおり、規格外品の廃棄を減らすための新商品開発は日々進行中です。持続可能な農業を掲げた山元ヒルズファームは、環境にも配慮した方法で農業の魅力を広め、地域住民と共に未来を見据えた取り組みを続けていきます。

ブルーベリーの新たな可能性



今回のブルーベリー開発プロジェクトにおいては、消費者や地域のニーズに応じた商品展開を進め、食品ロスの削減を図ることが一つの目標です。生食だけでなく、様々な形でブルーベリーを楽しむことで、地域の農業と経済への貢献を図ります。プロジェクトの成果が実を結ぶことで、ブルーベリーの持つ可能性はさらに広がることでしょう。


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