「STEP for SEED」プログラムがスタートアップをサポート
株式会社ICMGと仙台市が連携し、海外展開を目指す東北のスタートアップ向けのプログラム、
「STEP for SEED」を立ち上げました。このプログラムは、特にシード期の企業が対象であり、これからビジネスを展開していくための具体的なサポートを提供します。
プログラムの狙い
本プログラムの特徴は、
東南アジア市場への実践的な支援を通して、参加者が自らのビジネスを国際的に展開できるようにすることです。多くのスタートアップは「海外展開はまだ早い」と感じがちですが、ICMGはその一歩を後押しします。初めて海外市場に挑む企業が抱える不安や疑問を解消し、しっかりとした戦略を立てていくための機会を提供します。
参加対象
「STEP for SEED」は、仙台や東北に拠点を持つスタートアップ、または新たに事業をスタートさせようとしているチームを対象としています。設立準備中の法人やチーム、個人なども含まれており、必ずしも法人登記が必要ない点が多くのスタートアップにとって参加しやすい条件となっています。また、一定の事業仮説を持っていることが求められます。
具体的な支援内容
参加者が得られる支援は多岐にわたります。プログラムでは、シンガポールをはじめとする海外市場の商習慣や動向を理解するための
渡航前研修を実施し、実際の市場での適応検証や事業仮説のブラッシュアップの支援が行われます。さらに、政府機関や事業会社、大学、VCとの
マッチングの機会も用意されており、販路開拓や資金調達を目指すためのプロセスを支援します。
個別のメンタリング、そして現地でのピッチの機会も提供されるため、実践経験を積む絶好のチャンスです。また、スマートシティやヘルスケア、環境問題に関連する成功事例の視察を通じ、学びを深めることができます。さらには、英語でのピッチトレーニングも行われ、国際的なビジネスシーンでの自信を養うことができます。
参加費と応募方法
このプログラムの大きな魅力は
参加費が無料であることです。さらに、1社あたり最大30万円の渡航支援金も予定されており、経済面でも手を差し伸べています。応募締切は2025年7月18日ですので、興味のある方はお早めに仙台市の公式サイトで詳細を確認し、申込みを検討してください。
最後に
仙台・東北地域のスタートアップがグローバル市場に挑戦するための「STEP for SEED」は、参画者にとって大きな成長の第一歩となるでしょう。ICMGは、スタートアップの皆さまと共にその一歩を歩むことを心待ちにしています。自らのビジネスを国際的に展開したいと考える方は、このプログラムをぜひ利用してみてはいかがでしょうか。