ナースまつり2025特集
2025-07-25 12:44:31

看護現場の未来を見据えた「ナースまつり2025」で大賞を受賞した済生会横浜市東部病院

ナースまつり2025 盛況のうちに開催



2025年7月、東京ビッグサイトで行われた「ナースまつり2025」は、看護師たちの絆と情熱を感じる3日間となりました。参加者数3069名、47の出展社が共に集まり、「看護の未来、無限大!」というテーマのもと、充実した内容が繰り広げられました。

看護の力を結集 - 日本一働きやすい病院アワード


今年の「ナースまつり」をさらに盛り上げたのが、「日本一働きやすい病院アワード2025」です。このアワードは、全国から集まった20の病院が、看護師が働きやすい環境作りに向けた取り組みを競い合うものです。
その中で、大賞に輝いたのは済生会横浜市東部病院。彼らは「働きやすいから挑戦できる、挑戦できるから看護が楽しい」という理念のもと、看護部の改革を進めています。特に人間関係に注目し、職場の雰囲気作りに力を入れています。その結果、インターンシップ参加者の入職応募率は85%という高い数値を記録。この成功の裏には、人を大切にする姿勢があるのです。

働きやすさを支える取り組み


済生会横浜市東部病院の具体的な取り組みは以下の3つに集約されます。

1. 人を大切にする
離職理由の多くを占める人間関係に目を向け、良好な職場環境を提供するための施策を講じています。具体的には新入職員専用のウェルカムボードの設置や、夜勤勤務の改善、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務の効率化を進め、離職率の低下に成功しています。

2. 挑戦への支援
院内研修や特定行為研修に参加しやすい環境を整え、日本唯一の小児プライマリーケアを学べるカリキュラムも実施。これにより、看護師たちは自身の成長を感じながら働くことができます。

3. 未来を見据えた看護師
職場内での研修に加え、急性期以外の分野の学びの機会を設け、視野を広げることに取り組んでいます。市民にとってなじみ深い存在となることを目指し、患者に満足してもらえる看護を追求しています。

ワクワク病院賞受賞の石巻健育会病院


宮城県石巻市に位置する石巻健育会病院もワクワク病院賞を受賞しました。震災後の復興を支援し、地域貢献に熱心な姿勢が高く評価されています。身体抑制ゼロを11年間継続させるなど、患者の権利を尊重する取り組みが強調されました。また、福利厚生も手厚く、婚礼金や出産祝い金などユニークな制度を持ち、職員の生活をサポートしています。

看護師の多様性を尊重するイベント


「ナースまつり2025」では他にも、多くの医療機関からの素晴らしいプレゼンテーションが行われました。特に注目されたのは、参加看護師が実際の体験を共有し、働きやすい環境の構築に挑戦する様子でした。
これにより、参加者たちは新たなアイデアを持ち帰り、自分の職場で実践するためのインスピレーションを得る良い機会となりました。

今後の展望


「ナースまつり2025」は看護師が集まる場として、より良い環境作りと業務の効率化を追求する意義を再確認させてくれました。看護の未来を語り合い、共に成長していくためのステップになることでしょう。
今後のイベントも楽しみですね。


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